咳で肋骨骨折に!症状と痛みを解説。咳止まらない時どうする?

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「咳」で肋骨の骨折を引き起こすことがあります。

咳で骨折??と考える人もいるかもしれませんが、
症例として
咳で肋骨の骨を折ったりヒビが入ったりっていうのを
ひきおこしたという人はたくさんいるのです。

では、
咳で肋骨骨折が起きる時は
どういったメカニズムが働いているのでしょうか?

今回は咳と肋骨骨折について説明していきたいと思います。
治療法や症状なども併せて紹介していきます。

咳で肋骨が折れるってなんで?

肋骨の画像
咳で肋骨の骨折は起きます。

肋骨骨折が起きる原因というのは
様々ではあるものの、

長期間、咳が続く
というようなケースが多くなっています。

長期間、咳が続く時というのは
肋骨の同じ個所に力がかかることになるので、
力を受けた部分が「疲労骨折」ということで折れてしまうのです。

芸能人でも
矢沢心さんが咳による肋骨骨折を発症したとブログで報告しています。

矢沢心さんのブログ
http://ameblo.jp/yazawa-shin/entry-11726519809.html

また、
骨粗鬆症などで骨がもろくなっている人などは、
長期間の咳ではなくて、
ちょっとした咳でも
肋骨骨折を引き起こしてしまうケースもあります。

咳をする時は
背中の「背筋」をよく使うことになります。

この背筋は、肋骨をも囲ってしまうほど大きなもの。

だから背筋が咳をするたびに強く収縮することになります。

強く収縮すれば
それだけ筋肉とくっついている骨は
負担がかかることになるのです。

プロ野球選手などでも
バットを思いっきり振って
脇を痛めたりするのも
背筋のパワーが強すぎて
そのパワーが脇にもろに伝わった時に痛めてしまうのです。

肋骨も同じ作用で
咳をする時に筋肉からの負担を受けているのです。

 

肋骨骨折の症状とは?

肋骨骨折の症状ですが、
まずは肋骨骨折について紹介します。

次の動画をご覧ください。

【肋骨骨折】

肋骨骨折に解説してある動画です。

動画の中では
圧迫による肋骨骨折が解説されていますが、
咳によるものも基本的には同じ考え方です。

そして症状ですが、
骨折なので折れたところが痛いです。

ちょっとした動きでも激痛が走る場合もあります。

この辺りは個人差があるようで、
折れていてもあまり感じない人もいるようですが、

咳や動いた際に激痛が走るようであれば、
肋骨骨折を疑ったほうが良いということになります。

 

どんな痛みなの?

肋骨骨折の痛みですが、
折れていますのでその部分がズキズキと痛みます。

ただし、
肋骨骨折も少しヒビが入った程度ということがありますので、
必ずズキズキというわけでもないのです。

ちょっと痛いなと感じる程度だったとしても、
肋骨骨折の場合もあります。

ただし、
その痛みが継続して続くものですから、
ずっと痛いようであれば
一度、診療して貰うというのが良いかもしれません。

 

咳が出る場合は?

By: Amy

肋骨骨折になってもまだ咳が続く場合、
まずは咳を止めることが大切です。

咳止めの薬を飲むことをしてみたり
民間療法を取り入れることも良いと思います。

民間療法は
温かい飲み物を飲んだり
ハチミツを飲んだり
咳が止まるという「ツボ」だったり
背中を温めたりします。

乾燥を防ぐのも大切です。

基本的に肋骨骨折は
特に大きな治療法というものがあるわけではありません。

固定して自然に回復するのを待つということになります。

しかし、咳が出続けるようであれば、
そこにいつまでも力がかかることになりますので、

まずは咳の原因を止めて、
それから肋骨骨折の治療ということになります。

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