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夾竹桃(きょうちくとう)の毒は
非常にコワイものです。
気を付けなければ
死に至る危険性もあります。
では、
夾竹桃の毒の致死量は
どの程度になるのでしょうか?
また、
その毒というのは抽出することは出来るのか
調べてみました。
夾竹桃(きょうちくとう)とは
夾竹桃というのは、花の名前です。
インドが原産の花であり、
夏を代表する花で多くの人に好まれています。
【夏の花「夾竹桃」】
この淡いピンクの綺麗な花が
「夾竹桃」だと思っていましたが
この花はシャクナゲなんだそうです。
よく間違えられる夾竹桃とシャクナゲ。
その違いは開花時期にあります。
- シャクナゲ:5月~6月
- キョウチクトウ:6月~9月
また葉の違いでも見分けることができるそうです。
シャクナゲの葉は丸みがある。
キョウチクトウの葉は葉脈がはっきりしている。
1つずつはそれほど大きくありませんが、
花びらが集まっているために
見ている人を幸せにしてくれる花でもあります。
特徴として丈夫であり、育てやすいことから、
公園であったり、学校の校庭などにも
よく植えられている花です。
そのために見たことがある
という人もかなり多いのではないかと思います。 
毒と致死量
綺麗で様々なところで利用されている
と紹介した夾竹桃ですが、
実は忘れてはならない特徴があります。
それは、『毒を持っている』ことです。
花はもちろんのこと、
葉、茎、根、種までもが毒を持っています。
ありとあらゆる部分が
毒を持っている花となりますので、
気を付けなければなりません。
毒を持っているとなれば
気になるのが致死量だと思いますが、
乾燥した葉100gで
馬1頭の致死量に当たると言われています。
そのため、
人であればもっと少ない量で致死量に相当するでしょう。
また、
肉などを焼く際に枝を串代わりに利用したことから、
中毒を起こしてしまったケースがあったり、
燃やした煙によって中毒になったケースもあります。
そのため
綺麗な花ではあるものの、
取扱いには十分に注意する必要があります。
地域によっては、
毒があるということで、
危険性から撤去してしまうケースがあります。
もちろんこれも判断の1つではありますが、
丈夫で育てやすく、
綺麗であることから
取り扱いをしっかりするというのも1つの手ですよね。 
毒は抽出することは出来る?
方法としては、
簡単なやり方はお湯で煮ることです。
抽出量などについては、
もっと適したやり方が存在しますが、
圧力をかけたり、
特殊な薬品を用いたりというのは、
なかなか手配が難しくなります。
そういった意味で
簡単に行える方法が
「煮る」
ということになります。
ただし、
抽出した毒は取扱いに非常に注意が必要です。
夾竹桃の毒は取扱いによっては
薬になるのは確かですが、
中毒の危険性があるため、
素人は手を出さないほうが良いでしょう。
ピンクで可愛いのは、キョウチクトウではなく、シャクナゲのようです。間違いです。
荻英子さま
コメント、ご指摘ありがとうございました!
早速訂正しました。
情報提供に感謝いたします!