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ウイルス性胃腸炎はうつるのか心配ですよね。
何て言っても
『ウイルス』
と名前がついているので
空気感染の可能性も考えてしまいますよね。
実際の所うつるのか。
予防法はあるのでしょうか。
ウイルス性胃腸炎ってうつる?
ウイルスって聞くとすごく怖いですよね。
だって目に見えないんですから・・・。
自分では気が付かないうちに
体内へ侵入してきて体を侵食していく。
想像しただけでも恐ろしいです。
胃腸炎は簡単に言ってしまうと
胃腸が炎症を起こす病気の事であり
原因は
細菌性や寄生虫性、伝染などによるものなどありますが
今回はウイルス性の物に絞って話をしていきます。
ウイルス性胃腸炎とは
その名の通りウイルスが原因となって
胃腸に異常が起きてしまう病気でして
主な症状としては
嘔吐や下痢、腹痛など
他の胃腸炎とはあまり変わりません。
ウイルス性胃腸炎の原因として有名なのは
ノロウイルスですね。
その他にも
ロタウイルス、アデノウイルスと呼ばれる物
が 原因となります。
ノロウイルス以外にも種類があったなんて
私は驚いてしまいました。
ロタウイルスやアデノウイルスは
比較的、乳幼児期にかかることが殆どであり
多くの方が抗体を持っているために
大人になってからはかかりにくいと言われています。
そして、
一番気になるのは
『ウイルス性胃腸炎はうつるのか』
ですが
ウイルス性胃腸炎が移ることはありませんが
”原因となるウイルスはうつります”
胃腸炎は
ウイルスに感染してしまった結果
引き起こされる病気だということです。
厄介なのは
ウイルスの感染力とはとても強いということです。
ノロウイルスの集団感染は
よく耳にするかと思います。
なので、
身近にウイルス性胃腸炎の人がいる場合は
距離をとったり、隔離するのがおすすめです。
原因となる感染経路
具体的な感染経路ですが
口から感染することが多いです。
つまりウイルスが何らかの要因によって
口から体内に侵入していくことで感染してしまいます。
詳しく説明をすると
・感染者の便や嘔吐物に触れた手を介してウイルスが口に入る
・感染者の便や嘔吐物が乾燥してウイルスを含んだ細かい塵となり体内へ侵入する
・感染者が十分な消毒を行わずに調理した食品を食べる
など挙げられます。
今説明したものは
感染者が原因となって感染してしまうケースですが
原因はそれだけではなく
ウイルスに汚染されている食品を食べることでも
感染してしまいます。
注意すべき食品は
牡蠣(カキ)やしじみなど二枚貝を
生、加熱処理が十分に行われていない状態で食べた時にも
感染してしまいます。
牡蠣が美味しくなる時期になると
生で食べたくなるのは分かりますが、
危険であるということを覚えておいてください。
二枚貝などは
内臓にウイルスを汚染されていることがありますが
生で食べる時には十分に注意してくださいね。
身近にウイルスが潜んでいる
そういえば、以前どこかのお寿司屋さんで、
ノロウイルスに感染している店員がお寿司を握って、
それを食べたお客さんが
集団でノロウイルスに感染してしまったというニュースがありました。
(その店は閉店してしまいました・・・)
何を言いたいのかというと
自分が思っているよりも
身近にウイルスが潜んでいるということです。
自分自身が十分に気を付けていても
他者の影響で感染してしまう可能性も ありますので、
ウイルス性胃腸炎にかかりたくない場合は
神経質にならない程度に警戒しておく必要がありそうですね。
予防する食べ物ってある?

ウイルス性胃腸炎予防に
効果的な食べ物は残念ながらありません。
だからといって
不規則な食生活をしてしまえば
身体の免疫力が低くなってしまい
感染しやすくなったり
その他の病気にかかりやすくなってしまいます。
ウイルス性胃腸炎を予防するための食べ物
というよりも
身体の免疫力を高める食事をする
という意識の方が良いかもしれません。
そのためには偏食を避けることです。
炭水化物、タンパク質、脂質、ビタミン、ミネラルなどの 5大栄養素を
しっかりと摂取して
病気に負けない体を作っていきましょう!
予防に効果的な食べ物はないと言いましたが
予防法がない訳ではありません。
予防法は簡単です。
調理をするとき、
食事前には石鹸やハンドソープなどで
手をしっかりと洗うことです。
ノロウイルスには
アルコール消毒は効果がありませんので、
「アルコール消毒をしたから大丈夫!」
と油断しないように気を付けてください。
できるだけ生ものを避ける、
加熱をする時は中までしっかりと火を通すこと
を心がけてください。
また感染者との接触を避けることです。
もし、家族内で感染している人がいるならば
感染者の方がトイレをした場合、
しっかりとトイレの蓋をしてから流すように
声をかけましょう。
感染者の便にも
ウイルスが含まれているため
トイレでの二次感染も多いのです。
感染してしまったら
辛い日々を送ることになってしまうので
しっかりと予防をして
急性胃腸炎にならないように気を付けてください。