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大福茶って
最近は知らない人も増えてきました。
お正月には必ず飲むかと思っていたら、
そうでもないようです。
ただ、
大福茶について若い人に話したら
興味を持って聞いてくれました。
由来や作り方、飲む意味などなど。
今回は、その時の内容をまとめたいと思います。
大福茶とは
大福茶ですが、
そもそも何と読むか分かりますか?
「だいふくちゃ」
と多くの人は読むと思います。
この読み方は正解ですが、
「おおぶくちゃ」
とも読みます。
どちらが正解で
どちらが間違い
ということはありません。
この大福茶ですが、
無病息災の意味を込められて
お正月に飲まれるお茶です。
お正月には
お正月ならでは食事がありますが、
この大福茶もお正月ならではのお茶です。
由来は
平安時代にまで遡りますが、
疫病をしずめたありがたいお茶が
現代まで伝わっているということになります。
由来のスタートは村上天皇ということで、
かなり昔なのが分かりますね。
かつては
王服茶と呼ばれていましたが、
庶民に幸福をもたらすということで、
大福茶となったのが大まかな由来です。
今でも地域や家庭によっては
お正月に飲まれる大福茶ですが、
非常に縁起が良いものなのです。

大福茶の作り方
縁起が良いお茶である大福茶ですが、
その作り方はまったく難しくありません。
湯呑に
梅干しと結びこんぶを入れます。
その上から緑茶を注ぎます。
完成です。
たった、これだけですが、
これが大福茶の作り方です。
今では
家庭や地域、お店などによって、
緑茶ではなくて
玄米茶などお茶の種類が様々のようです。
縁起が良いということで、
何やら非常に手間がかかる
と考える人もいるみたいですが、
今、説明した通りでまったくそんなことはありません。
これならむしろ毎日でも出来るのではないでしょうか。

風邪に効果的?
かつて疫病を吹き飛ばした大福茶ですが、
何もただの迷信というわけではありません。
大福茶は
実際に風邪にも非常に効果的なのです。
これは大福茶を構成するお茶、梅干し、こんぶ
を考えるとよく分かります。
それぞれが栄養豊富であり、
抗ウイルス作用やウイルス侵入の予防などに
効果的な食材ばかりです。
それが故に風邪に効果的なのです。
お正月には
1年を通して無病息災を願って飲まれますが、
毎日、飲めば
風邪とは無縁の生活を送ることが出来るでしょう。
お正月からとは言わず、
ぜひ今日からでも始めたい健康習慣になります。
これから本格的に寒くなってきますので、
オススメです。