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急性呼吸窮迫症候群の原因や治療方法は
どういったものになるのでしょう?
人だけではなくて、
犬にも症状が出るのか気になっています。
そもそもの急性呼吸窮迫症候群についても踏まえて、
色々と調べてみたいと思います。
急性呼吸窮迫症候群の症状とは
急性呼吸窮迫症候群の症状というのは、
重い呼吸不全になります。
かつては、
成人がかかる急性の呼吸障害だと言われていました。
しかし、成人以外でも起こる人がいるため、
今は名前が急性呼吸窮迫症候群となります。
この急性呼吸窮迫症候群は、ARDSとも呼ばれますが、
初めからこの急性呼吸窮迫症候群にかかると言うよりは、
何か重い病気を患い、それに伴って起こる
ということが多いです。
この急性呼吸窮迫症候群の特徴としては、
何と言っても高い死亡率にあります。
後程、
治療については説明しますが、非常に治療は困難です。
発病してしまうと、
5~7割の確率で死亡してしまうという数値であり、
さらに敗血症から急性呼吸窮迫症候群が起きるとなると、
残念ながら
さらに死亡率はさらに高い数値となります。

急性呼吸窮迫症候群の原因
この急性呼吸窮迫症候群の原因ですが、
肺の毛細血管が損傷されることになります。
これは
急性呼吸窮迫症候群の初期の段階になりますが、
毛細血管が損傷され、血管から出てくる水分量が増えます。
これを皮切りに
症状はどんどん進行し、最後には肺が固くなり、
弾力性がないものとなってしまいます。
初期症状である毛細血管の損傷ですが、
これは身体に何らかの悪影響があったタイミングで、
発病することとなります。
悪影響というのは、
具体的には他の病気の症状のことで、
先ほども紹介した敗血症というのもその中の1つになります。

急性呼吸窮迫症候群の治療方法
急性呼吸窮迫症候群の治療方法ですが、
まだ確実に有効だとされる治療法というのはないのが現状です。
その中で行われる治療法としては
下記のものがあります。
・呼吸管理
・薬物療法
多くの場合、
これらを組み合わせて治療が行われます。
呼吸管理というのは、
急性呼吸窮迫症候群では、
自身の力で呼吸する能力が低下しますので、
それを補うために装置を使う方法です。
人工呼吸器を用いて呼吸のサポートを行います。
ただし、これは根本的な解決ではなく、
解決までの時間稼ぎという意味合いが大きいです。
そこで次の薬物療法が行われます。
薬物療法では、薬物を投与し、
急性呼吸窮迫症候群の根本的な解消を目指します。
治療薬にはステロイド薬などが用いられます。
根絶出来る治療薬の可能性はあるものの、
確実というところにおいて、
まだまだ問題がある状態です。

犬や動物にも急性呼吸窮迫症候群が?
犬や動物においても、
急性呼吸窮迫症候群はあります。
人間だけではありません。
症状としても人と何ら違いはありませんので、
同様の処置が行われることになります。
人と違い、自らの意思を言葉で発することが出来ないため、
気付かないうちに亡くなってしまったなんていうこともあります。