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本格的な台風の季節。
今年は、まだ例年に比べれば少ない気もしますが、
今後、やってくるのは間違いないでしょう。
その台風で重要なのが進路予測です。
この進路予測、
見方を知らないと困りますよ~。
本格的に台風が来る前に、
ここで学んじゃいましょう。
台風の進路
台風の季節になると、
天気予報で必ず見るのが台風の進路予測です。
その進路予測を見て、
直撃しそうだとか、外れそうだとか考えるわけです。
通常、進路予測というのは、
気象庁が発表することになっています。
そして、
発表された進路予測を元に、
各地方自治体では、避難指示などを考えるわけです。
個人レベルでも、天気予報などで進路予測を見て、
この日は出かけないほうが良いかな~
などと考えるわけです。
ちなみに、この進路予測には、
いくつか色分けしてあるのが分かると思います。
それぞれに実は意味があるんです。
詳しい内容は、
以下で、紹介しますね。

進路予測で示される円が表わすもの
台風の進路予測でまず見るのが、
白い線だと思います。
小さな円から大きな円に対して、
直線が引っ張ってあるかと思いますが、
これが台風の進路予測を示しています。
この進路予測ですが、
円が大きくなっていることから、
時間とともに台風が大きくなっていく
と考えている人もいるようです。
しかし、
まったくそんなことはありません。
この円は台風の大きさを示しているのではなくて、
台風がいる可能性が高い場所を示しています。
つまり、
あの円の中のどこかに台風がいる可能性が高いよ
ということです。
その確率は70%なので、
まぁ、ほぼ間違いなく円の中のどこかにいることになります。
ただし、それが日本列島をまたいでいた時、
太平洋側なのか、日本海側なのかは分かりません。
そのため、
太平洋側に台風がいるために、
日本海側は快晴なんてこともあるわけです。
進路予測の円の中に自分の地域が入っているから
必ず被害に遭うわけではないのです。
あくまで可能性が高い地域であるというだけです。
もちろん
油断するなんてことはもっての他ですけどね。

円の中の暴風域はどのくらいの範囲?
台風の予測進路を見ていると、
白い線の外側に赤い線が引いてあります。
この赤い線、
何を指しているかというと、
暴風警戒域になります。
暴風というのは、
平均風速が毎秒25メートル以上のエリアのことで、
この風の中では
まともにまっすぐ歩くことは困難です。
そういった強い風が吹くエリアですので、
警戒して下さいというエリアになります。
風速の範囲としては、
25メートル以上となるわけですが、
これを下回ると強風域になります。
こちらは、
15メートル以上25メートル未満
となるわけですが、
25メートルを下回るからと言って、
決して油断することは出来ないレベルです。
このように台風の進路予測には、
いくつか見るべきポイントがあります。
見方を正しく理解して、
不必要すぎる警戒や、はたまた油断などがないようにしましょう。