桜の種類って何種類あるか知ってる?希少な桜ってどんな珍しい桜?

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毎年、
春は必ずお花見をするという方も多いと思います。

会社によっては、
新入社員の初めての大仕事が
お花見の場所取なんていうケースもあるでしょう。
(ちなみに、私がそうでした・・・)

日本人は何かと春は桜を見て騒ぐのが好きですが、
その桜、
実はいろんな種類のものが存在しています。

ソメイヨシノ八重桜などなど
どれも見ごたえがあるものばかりです。

では、その桜ですが、
全部でどれぐらいの種類があるかご存知でしょうか?

きっと
聞いてみると驚くほどの桜の種類だと思います。

今回は、
そんな桜の種類について、
少し紹介してみようと思います。

お花見の際に、
ちょっとしたウンチクとして使ってみてはいかがでしょうか?

 

江戸時代ですでに300種類?


桜って聞いて、
何を思い浮かべるでしょうか?

やっぱり日本では
ソメイヨシノが圧倒的に有名ですので、
ソメイヨシノって答える人が多いんじゃないかな~って思います。

私の周りでも、
少し聞いてみるとソメイヨシノって答える人がほとんどで、
後は
八重桜とか河津桜なんていう声が
チラホラと聞こえてくるぐらいでした。

もちろん桜を見て楽しむということであれば、
特別、桜の種類や特徴などを知る必要っていうのはないと思います。

だって、
目の前に咲いている桜を楽しめば良いのですから。

でも、
「何種類あるのか」って聞くと、
知りたくなりませんか?

実際、
桜が何種類存在しているのかっていうのを知っている人は、
ほとんどいないんじゃないかと思います。

きっと研究者の方か、私のような物好きか・・・

ここで言ってしまえば、
桜と呼ばれるものとして、
およそ 600種程度 存在しています。

ちょうど、
日本が江戸時代だった頃には、
すでに300種もあったということですから、
その数には圧巻ですが、
それからさらに300増えたってことになります。

これらの桜は
はじめからこれだけの数あったわけではなくて、
交配する中で増えていった種類のものもあります。

増えていく中で、
今の600種類となったのです。

ということは、
今後も増え続けるかもしれないってことでもあるわけです。

 

桜の種類は何種類あるのか


先ほど、
桜の種類は現在600種類ほどあると説明しました。

その辺りを更に詳しく掘り下げていきます。

600種あると説明した桜の種類ですが、
実は起源をずっと遡っていくと、
最初はたったの10種類でした。

これをいわゆる桜の原種と呼ぶわけですが、
およそ10種類であった桜の原種が
それぞれ交配を繰り返し、
少しずつその種類を増やしていったのです。

ちなみに、
桜は大きく2つに分けることが出来ます。

山桜里桜というものではありますが、

山桜と言うのは、
簡単に言ってしまえば野生化している桜です。

自然の中で交配し、
野生の中で生息している桜を指し、
今は100種程度の山桜が存在しています。

それに対して、
里桜というのは、
人の手で交配された桜になります。

この里桜は300種以上となっています。

このように
桜の種類を考えた時、
その中にも区分があったりするのです。

では、次に、
この数ある種類の中のいくつかの桜について紹介していきます。

身近な桜も紹介しますので、
ぜひ日常のお花見の参考にしてみて下さい。

 

⑴ソメイヨシノ

日本を代表する桜と言えるのが、
このソメイヨシノになります。

日本人がよく見ている桜
と言うことも出来るのではないでしょうか。

気象庁で桜の開花宣言などが行われますが、
その判断に用いられているのもソメイヨシノです。

気象庁が指定する場所にあるソメイヨシノの開花状況によって、
開花宣言が行われるためで、
そういう意味でも日本になじみの深い桜と言えます。

ソメイヨシノは
自生をほとんどしませんので、
繁殖は人の手で行われます。

接木と言う方法で行われるのですが、
いわゆるクローンと一緒で、
日本中のソメイヨシノは
ほとんどがクローンだと思っても間違いないです。

花びらはピンクから満開になるにつれて白くなるのが特徴で、
日本全国、早いところは3月中旬から見ることが出来ます。

 

⑵八重桜

By: ajari

こちらは実は桜の種類ではありません。

どうやら八重桜という種類だと思っている方もいますが、
八重桜と言うのは、「八重咲する桜の総称」のことを言います。

種類としては、
シオガマザクラなどが該当します。

ただ、日本では
八重桜と言えばほとんど通じますし、
有名でもありますよね。

特徴は八重咲きとなる咲き方で、
満開になった時はボリュームがあってとても綺麗です。

また、開花時期としては、
ソメイヨシノと2週間程度ずれているため、
時期をずらして楽しめることが出来るのもポイントの1つです。

 

⑶河津桜

By: ume-y

桜の時期と言えば、
暖かくなってきた春の頃を思い浮かべるでしょう。

しかし、
桜の全てがその時期というわけではありません。

そんなちょっと変わった桜を代表するのが、
この河津桜になります。

静岡県が河津桜で有名ですが、
開花時期は1月下旬~3月上旬までとなります。

この時期に
綺麗な桜が見られるなんてちょっと信じられないですよね。

この時期には、
河津桜を見るために、
多くの観光客が静岡県を訪れ、
近辺は渋滞、ホテルは満室なんていうのは、
毎年のこととなっています。

もし現地で河津桜を見たいということであれば、
早め早めに計画を立てて、動き出すのが吉ですよ。

 

⑷寒緋桜(カンヒザクラ)

By: coloredby

桜は暖かくなってきてから咲く
というイメージが強いと思います。

これは決して間違いではないのですが、
実は寒さが足りずに咲くことが出来ない桜もあります。

それが、この寒緋桜となります。

この桜は沖縄に咲く桜となるのですが、
沖縄では、
この桜前線がちょっと変わった形をとります。

通常、桜前線というのは、
南から北へ北上していく形をとると思いますが、
沖縄の場合は北から南へと下っていく形となります。

その理由が
先ほどの寒さが足りないというのが理由になるのです。

寒さが足りないために、
桜が咲き始めることが出来ず、
結果として北から南へと下っていく形となります。

 

⑸御衣黄桜(ギョイコウザクラ)


赤やピンク、白なんていうのが多い桜の中で、
というちょっと変わった色の桜がこちらです。

平安時代の貴族の着物の色
に似ていることが名前の由来です。

開花時期も、4月中旬~下旬となっており、
ソメイヨシノや八重桜よりも少し遅れて咲くのも特徴の1つです。

お花見の2回目や3回目で楽しむには、
ピッタリの桜となっています。

 

今回、桜の種類と具体的な桜について紹介してみました。

全部で600種類以上ある桜は他にもたくさんありますが、
どんな桜か調べてみるのも楽しかったりしますよ。

もしかしたら、
お気に入りの桜が見つかるかもしれませんね。

 

珍しい希少な桜はどんなサクラ?


ここまで桜の中のいくつかの桜を紹介しましたが、
もちろん600種類もあれば、
その中には希少な桜も存在します。

日本で見られる希少な桜の代表と言えば、
会津五桜です。

これは会津地方にある桜で、
石部桜、伊佐美仁者の薄墨桜、
法用寺の虎の尾桜、杉の糸桜、大鹿桜で、
会津五桜になります。

どれも希少な桜ですが、
特にサトザクラはとても珍しい桜ですので、
希少価値もより一層高いのです。

どれも名木であり、古木でありますので、
今後も日本の代表的な桜であり続けるでしょう。

このような希少な桜というのは、
日本全国には他にもまだまだあります。

ちょっとしたところに桜が咲いているのを楽しむのも良し、
希少な桜を調べて出かけて行って愛でるのも良し。

桜は色々な楽しみ方が出来る花ではないかと思いますね。

 

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