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半夏生(はんげしょう)には、
地域ごとに様々なものを食べる風習があります。
例えば、
鯖(さば)なんていうのも、そんな中の1つとなります。
この鯖ですが、
どうして食べるようになったのか、気になりませんか?
そこには、
しっかりとした由来があったのです。
というわけで、
半夏生と鯖の関係をお伝えしようと思います。
半夏生と鯖

By: Nori Norisa
蛸(たこ)にうどんに鯖。
これらは何かと言うと、
「半夏生に食べられる食事」
になります。
それぞれ地域は異なるものの、
半夏生にはこういったものを食べる風習があり、
鯖なんていうのは、福井県が有名です。
ちなみに、福井県では、
半夏生に食べる鯖のことを、
「半夏生鯖」と書き、
「はげっしょさば」なんていう呼び方をします。
方言が入った形となりますが、
普段はあまり耳にしない言葉なので、
初めて人の口から聞くと、
何言っているのか分からない人が続出です(笑)

半夏生に焼き鯖を食べる理由って?

By: Ryosuke Hosoi
どうして
半夏生に鯖を食べるようになったのか?
この由来は福井県大野市にあるのですが、
時代は江戸時代にまでさかのぼります。
この辺りが、まだ大野藩と呼ばれていた頃の話となりますが、
ここでは鯖の取れ高というのが非常に多く、
鯖が年貢としても収められていました。
ある時、大野藩の藩主が、
年貢の軽減と人々の栄養を補給するという意味で、
鯖を食べるように通達を出したのです。
それを見た魚屋さんが、
鯖を焼いて半夏生の日に売り出したことから、
半夏生には焼き鯖を食べる風習が根付くことになりました。
今でこそ安く買うことが出来る鯖ですが、
当時は、人々にとってはそれなりの高級品でした。
しかし、この日だけはということで、
多くの人が鯖を買い求めて食べたと言われています。
半夏生の日に焼き鯖を食べるようになった由来には、
こういった話が隠されているのです。
元をただせば、
藩主が人々のことを思って取った政策が
キッカケだったというわけですね。

美味しい焼き鯖

By: kimishowota
焼き鯖が美味しいことは、
今更説明するまでもありませんが、
自宅で焼くときは、
塩を振るタイミングに工夫してみると良いです。
焼く直前か、それよりも前に振っておくか
で全然異なる焼き鯖となるためです。
結論から言えば、
オススメは焼く30分くらい前に塩を振るのが良いでしょう。
それよりも早いと身はふっくらとしますが、
生臭さが少し残るかもしれません。
反対にもっと早いタイミングで振ると、
生臭さはありませんが、
身は少し締まった形となります。
この辺りは
魚の鮮度や好みに左右されるところもありますので、
色々と試してみることをオススメします。