台風の目の中はどんな天気になってる!?なぜできるのか解説します。

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台風って毎年やってきますが、
そのメカニズムは気になりませんか?

特に不思議なのが台風の目ですよね。

米軍の台風予測なども見ているのですが、
住んでいる地域に目がぶつかりそうだと、
ついワクワクしちゃいます。

何がワクワクするのか?

そもそも台風の目とは何なのかを
紹介したいと思います。

台風の目

夏ぐらいから、
天気予報をにぎわせてくれるのが台風です。

影響がヒドい地域では、
猛烈な風が吹いて被害に及んだりもしますが、
大量の雨によって、
水不足の解消などにも一役買っています。

そんな台風の中でも
勢力が強いものにあるのが、台風の目です。

この台風の目というのは、
簡単に言えば台風の中心部分のことで、
雲がまったくない部分を指しています。

言葉だけは聞いたことがある人も多いのではないでしょうか。

ちなみに、どうして台風の目と言うかというと、
天気図などで台風を見た時に、
そこだけ雲がなくまるで目のように見えるからなんです。

 

台風の目の中はどーなってる?

台風の目の中ですが、快晴で無風です。

まさかと思うかもしれません。

台風の中心部なのだから、
雨風が渦巻いているのだろうと・・・

しかも、
台風の目は
勢力がある程度、強いものにしか出来ませんので、
尚更、雨風が強くてもおかしくなさそうです。

しかし、現実は、
まったくそんなことはありません。

天気図で台風の目の部分には
雲がないことが分かりますが、
雲がないので雨もなく、風もないのです。

台風に遭遇した際、
途中でいきなり天気が晴天になった経験はないでしょうか。

その時は台風の目にいる時です。

台風の天候が嘘だったかのような穏やかな陽気。

これは台風の目の中の真実なのです。

 

なぜ台風の目ができる?

どうして台風の目が出来るのか?

これは少し
台風のメカニズムについて知っておく必要があります。

台風は反時計まわりに風が吹いているのですが、
この風はスピードが速いために、強い遠心力が働いています。

これは中心に行けば行くほど顕著となり、
一定のところで外側に引っ張られるために、
内側に風が吹けない部分が出てきます。

そうして風が吹き込まなくなった部分が台風の目です。

このようにして台風の目は出来るのですが、
これが
台風の目がある程度の勢力を持った台風にしか出来ないことと関係しています。

勢力が弱いと
風の速度も遅くなるため遠心力も弱くなり、
中心部に吹き込めてしまうのです。

そういった台風では、
台風の目がないということになります。

 

まとめ

台風の目というのは、
一定の勢力以上の台風にある快晴・無風の空間です。

しかし、台風の目があるということは、
台風の勢力はそれだけ強いということ。

台風に衝突した際は、
台風の目に入ったからと行って安心せず、
すぐにやってくる暴風雨に備えて下さい。

台風が去ったと早合点して、
外に出歩くなんていうことがないように。

 

 

 

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