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似ているようで、
実は明らかに大きな違いのある、
けんちん汁と豚汁。
その2つの違いはご存知でしょうか?
知っていると案外、自慢出来ちゃいますよ。
和食を食べた時の雑学として披露するのにピッタリです(笑)
言い過ぎると「またその話」って言われちゃいますけどね。笑
けんちん汁と豚汁を食べる時期
けんちん汁や豚汁を食べる時期ですが、
家庭では秋ぐらいに食べることが多くなっています。
やっぱり寒くなってきて
温かいものを食べたくなる季節にピッタリですね。
東北のほうには芋煮会というイベントがあります。
これは秋ぐらいに外で芋煮をやるのですが、
この芋煮の代わりに豚汁でやることもあります。
バーベキューの秋バージョンという感じですかね。
また、
中に入れる具材も秋から冬にかけて旬のものが多いので、
シーズンと言うのであれば寒くなってきてからでしょう。
我が家は食卓に必ずスープが並ぶ関係で、
1年中出てきますけどね。

けんちん汁と豚汁の違いは
けんちん汁と豚汁の違いですが、
大きな違いとしては、
具材と味付けが分かりやすいです。
まず、具材ですが、
豚汁・・・・・・お肉入り(もちろん豚肉)
けんちん汁・・・お肉なし
豚汁にはお肉が入っていますが、
けんちん汁というのはお肉が入っていません。
そもそもけんちん汁というのは、
精進料理であるため、
お肉を食べるものではないんです。
また、味付けでも違いがあり・・・
豚汁・・・・・・みそ味
けんちん汁・・・しょうゆ味
このように
味付けに関しても明確な違いがあります。
ただ、最近は
様々なバリエーションが存在するため、
味付けというところでは曖昧になっています。
ですので、
違いとしては、具材で見分けるのが良いでしょう。
ちなみに、この2つですが、
発祥もまったく異なります。
豚汁が牡丹鍋が発祥なのに対して、
けんちん汁は、建長寺汁が発祥になっています。

どっちが人気ある?
豚汁とけんちん汁の人気ですが、
どちらが人気があるかと言うと、
若い人には豚汁、
年配の方にはけんちん汁になります。
やはり豚肉が入っている分、
若い人には豚汁のほうが食べごたえがあり、好まれます。
特に豚のバラ肉を使った豚汁はコクがあり美味しいですね。
ただ、そんな豚汁も
ある程度、年配の方になってくると、
少し重たいなと感じるようになります。
そのため、
どちらかと言えばあっさりとしたけんちん汁が好まれるのです。
もちろん個人差もあるのは間違いないですが、
年代によって人気は分かれています。