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むくみに効果的な栄養素のカリウム。
体に良いとは言っても、
過剰摂取は毒となってしまいますので
適切な摂取量を守りましょう。
また、
腎臓病の方は
カリウムの摂取量に気を付けなければ
大変なことになってしまいます・・・
カリウムとは
人間に必要な栄養素は
5つに分類されており、5大栄養素と呼ばれています。
炭水化物、
タンパク質、
脂質、
ビタミン、
ミネラル
これらが5大栄養素で、
カリウムはミネラルに当てはまります。
カリウムの主な働きは
体内のナトリウムの調節をしてくれます。
ナトリウムが過剰に増えてくれば
排出をほどこしてくれるといった具合に。
また、
カリウムはミネラルであるために
汗と一緒に体外に出てしまうために
汗をかきやすい夏場では
カリウム不足に陥る事が多くなってしまいます。
カリウムはナトリウムを調節する以外にも
筋肉の動きを助けるという働きがあります。
カリウムが欠乏してしまうと
内臓などを含めたからだの筋肉がうまく働かなくなる、
高血圧になったり、無気力になったりするなど…。
なってしまうと大変な症状が発症してしまいます。
手足のしびれなども起きてしまうと言われていますが
それもカリウム不足によって
筋肉が正常に働かなくなるからです。
食欲内臓機能も落ちてしまうため
食欲不振や便秘も引き起こしてしまいます。
夏場にカリウム不足になってしまうと
脱水+カリウム不足のダブルパンチによって
便秘になってしまう可能性がとても高くなってしまいますので
夏場のカリウム不足には特に注意が必要です。
「カリウム不足にならないようにしなくちゃ!」
ということで
カリウムを摂り過ぎてしまった場合
普通の方であれば
過剰なカリウムは尿と一緒に
体外へ排出されるため心配はいりませんが
腎臓機能が低下している場合だと
カリウムの排出がうまく行われないために
高カリウム血症になってしまう恐れがあるため
注意が必要です。
カリウムと腎臓の関係性については
後に記述してあります。
カリウムを多く含む食品
カリウムは1日の摂取量は
成人男性であれば2500mg
成人女性であれば2000mg
が1つの目安と言われています。
そしてカリウムを多く含む食品についてです。
カリウムは基本的には
ほとんどの食材に含まれていますが
その中でも特に含有量が多い食品は
大豆、小豆、えんどう豆や納豆などの豆類、
ピスタチオ、落花生などのナッツ類
生ハムや鶏ささみや豚ヒレ肉
が肉類の中では
多く含まれていますが、大差はありません。
昆布、とろろ昆布、わかめやひじき、あおさ
などをはじめとした海藻類には
特に多く含まれています。
果物でいえば
バナナや干し柿、なつみかんに多く含まれています。
それと苦手な人が多いかもしれない
パセリにもカリウムは豊富に含まれています。
「手軽に」カリウムを摂取するといった場合には
個人的にあおさがおすすめです。
あおさは安価で売っていることもあり、
ふりかけ感覚で食べることができますので。
磯の匂いに抵抗がない場合には
納豆などにあおさを一振りかけてみると
カリウムを効率よく接種することができるのではないでしょうか?
後は、
味噌汁にとろろ昆布を入れてみたり、
料理の仕上げにパセリを一つまみ加えるなど、
そうやって簡単にカリウムの摂取量を増やすことができるので
是非、行ってみてください。
カリウムと腎臓病
腎臓病の方は
カリウムの摂取量に気を付けなければいけません。
腎臓は
体内の毒素や老廃物の除去、
水分調節の機能を担っており
過剰なカリウムなどを尿として
体外へ排出する機能もあります。
腎臓病になってしまうと
これらの機能が正常に働かなくなってしまいます。
つまり、
腎臓病にも関わらずに
カリウムを過剰に摂取してしまうと
体外へ排出されなくなり
体内にどんどんと溜まっていってしまいます。
すると、どうなるのか。
体内にカリウムが過剰に蓄積されると
高カリウム血症という病気になってしまいます。
高カリウム血症という病気は
とても危険な病気であり
症状は
筋力低下、吐き気、四肢のシビレ
そして、
不整脈や頻脈も起こり
最悪の場合は心停止になり死亡してしまうこともあります。
それだけ高カリウム血症は危険な病気なのです。
そのため、
腎臓病の方はカリウムを制限しなければいけません。
カリウムの制限を行う際には
カリウムを多く含む食品をできるだけ避ける必要があります。
なので、
大豆類、ナッツ類、バナナ、海藻類などを食べる時には
ごく少量に抑えるなど工夫が必要です。
腎臓病になってしまったら
カリウムの摂取量に気を付けなければいけず
大変なので腎臓病にならないためにも
普段からアルコールの飲み過ぎなどには気を付けてください。
むくみに効果的なカリウム
カリウムはむくみに効果的と言われているので
女性には嬉しいですね^^
なぜ、
カリウムがむくみに効果的なのか。
そもそも、
むくみは体内の塩分濃度(ナトリウム)が関係しています。
塩分は血管内で水分を取り込む性質があります。
そのため
脚などで水分を取り込んだ結果、
むくみが起きてしまうのです。
そして、
この塩分濃度を適切に保ってくれるのがカリウムなのです。
カリウムは塩分を尿と一緒に体外へ排出してくれるため
水分を取り込む塩分を外に出しますし、
余分な水分も一緒に体外へ出すことができるので
一石二鳥なのです!
しかし、
むくみを解消したいからといって
カリウムを過剰に摂取すると
頻尿(ひんにょう)になってしまい
大事なミネラル不足になる危険性もありますので
程々にしましょう。
脚のむくみをとるマッサージの方法がありました!
こちらも併せて行うと効果倍増ですね^^
【足のむくみをとるマッサージ】
カリウムをうまく利用してむくみを解消しましょう!