クレアチニン値が低いとどうなる?低くなる原因や理由と病気について

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身体検査などで 耳にする
「クレアチニン」の正体とは?

クレアチニンの値を調べることで
重要な臓器に異常がないかを調べることができるんです。

この記事では

  • クレアチニンの正体
  • 値によってわかること
  • 予想される病気

これらを知ることができます。

クレアチニンとは

診断する医者

クレアチニンは
高負荷の筋肉運動をおこなった後に残る物質
の事です。

人は無酸素運動などの
高負荷の筋肉運動をする時には

アミノ酸の一種であるクレアチンを
エネルギー源として消費します。

クレアチンを消費(代謝)した結果
できる物質が
クレアチニンとなります。

車で例えるならば

ガソリン(クレアチン)を使って走った後
排気ガス(クレアチニン)ができる

こういったイメージです。

クレアチニンが体内にできた時には
腎臓が濾過をして
尿と一緒に体外へ排出することで除去していますが、

腎臓の働きに異常があれば
体外へ排出されずに
血液中に溜まってしまい、血中濃度が上がっていきます。

クレアチニン値の調べ方は
クレアチニン血液検査を行います。

検査結果の値の見方ですが

基準値は

  • 男性(mg/dl) 0.6~1.1未満
  • 女性(mg/dl) 0.4~0.8未満

となっています。

これらの数値よりも
少しでも低ければ
「低下」が認められますし、

逆に高い場合も「上昇」がみられます。

男性は1.6以上
女性は1.2以上になると
危険性の高い範囲となってしまいます。

値が高い場合は

  • 腎臓病
  • 急性腎不全
  • 慢性腎不全

などの腎臓の病気の可能性が高いので
もう一度検査を行ったりするなど
医師の指示に従ってください。

間違っても
「放っておく」事だけはしないでくださいね!

関連記事:「クレアチニン値が高いと疑われる病気と下げる方法」

 

検査を受ける際の注意点ですが、
脱水症状のままですと
値が高くなってしまう可能性がありますので

検査を受ける時は
しっかりと体調を整えてから受けてください。

クレアチニン濃度の低下がみられた場合、

「高くないから平気でしょ?」

と、油断してしまいがちですが
実は低下していても危ないかもしれません。

クレアチニン濃度は
ある病気の影響によって低下してしまうからです。

 

なぜ値が低くなる?

クレアチニンと男性

クレアチニンの低下が起きていると
筋ジストロフィーという病気の可能性があります。

筋ジストロフィーというのは
体の筋肉がどんどん減っていく病気です。

クレアチニンの血中濃度は筋肉と比例しているため
検査結果でクレアチニン濃度が低ければ
「筋肉が減っている」ということなのです。

つまり、
クレアチニンの正常値が10だとすると
筋肉が10ある時にはクレアチニンも10示しており
クレアチニンが6だと筋肉も6という事になります。

そのため、
筋肉が減ると
クレアチニン濃度も下がってしまうのです。
(クレアチニン濃度が低いから筋肉が減るわけではありません)

そのため、
クレアチニン濃度が高くはないからといって
油断はできません。

もし、
筋肉に以上がなくても
クレアチニン濃度が低いと
他にも厄介な事が起こりやすいんです・・・

 

低いと何が起こりやすい?

男性がクレアチニン多い?

クレアチニン濃度の低下は
筋肉が減少していることだけが原因ではありません。

クレアチニン濃度が低いと
尿崩症糖尿病の初期症状が疑われます。

 

尿崩症(にょうほうしょう)とは

体内の水分調節がうまく行われず、
水分を体内に吸収することができずに
尿として排出されてしまい、

その結果、
水分を摂取をしても喉が渇いてしまい、
水を多量に欲しくなります。

そして、
水分を取ることによって尿が出てしまい
また、水分を欲してしまい・・・

このような悪循環にハマってしまいます。

 

糖尿病

それとは別に
糖尿病の初期症状が疑われます。

通常、
高血糖の影響によって
クレアチニン濃度が低下するためです。

そして、
そのまま放っておいてしまうと
糖尿病になってしまいます。

糖尿病になってしまうと
今度はクレアチニンの濃度が高まってしまいます。

更に症状が進行してしまうと
慢性腎不全や糖尿病腎症といった病気になってしまいます。

なので、
検査によってクレアチニンの値が低ければ
油断をせずにきちんと正常値に戻すように
努力することが大切です。

 

まとめ

クレアチニンと花

クレアチニン濃度は
高くても危険ですし
低くても危険です。

高い場合には
既に腎臓に影響が出ているということですので
きちんと医師の指示に従って治療を行っていくことが大切です。

値が低い場合には
思わぬ病気が起きてしまう危険性がある(起き始めている)と
忘れないでください。

糖尿病の初期症状だとしても
そのまま放っておいたら腎不全などになり
結果的に重症になってしまいます。

しかしながら、
検査結果をみてから
意識することはモチロン大切であり必要ですが

今から、
この記事をみた日からでもいいので
少しずつ食生活や生活習慣を見直していき

病気にかからないようにしていただきたいと思います。

「人間は健康第一!」

ってよく言いますが
まさにその通りだと私は思うからです。

お金がたくさんあっても
病院のベッドの上でしか生活できないより

贅沢はあまりできないけど、
週末はどこかに遊びに行ける。

という方が人生楽しいと思いませんか??

子供がいる場合に一緒に遊ぶこともできますし^^

それって健康だからこそできる物だと思います。

話しが少しずれてしまいましたが
クレアチニン濃度は
高くても危険、低くても危険
ということを知っておいてください。

 

腎臓病の方のために作られるハンバーグレシピが載っていました。
塩分控えめ、低カリウムのハンバーグレシピとなっています。

参考までにどうぞ^^

【透析食・腎臓病食レシピ「ハンバーグ」】

 

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