【ギプス固定】ギプスシーネとギプスシャーレとギプス包帯について

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ギプスで固定する際、

ギプスシーネ
ギプスシャーレ

シプス包帯

を使います。

それぞれ、
どういった目的で使い分けられるのでしょうか?

症状によって違うと思いますが、
どんな症状の時にどれが使われるのか?

今回は「ギプス固定」について調べてみました。

ギプスで固定する目的

ギプスで固定する目的ですが、
骨が動かないようにするため
です。

ギプスが骨折の際に用いられるのは
多くの人が知っていると思います。

骨折の時の治療として、
折れた骨を動かさず、繋がるのを待ちます。

その過程の中で骨が動いてしまっては、
ズレてしまう可能性があり、
治らなかったり、
曲がって繋がってしまう危険性があります。

そのために、
ギプスで固定し、骨が動かないようにするのです。

 

ギプスシーネとは?

By: naka hide

ギプスシーネとは、
簡単に言えば添え木です。

通常、骨折の際の治療の場合、
患部をガッチリ固定することがほとんどです。

しかし、
症状によっては
そこまでする必要がない場合もあります。

また、骨折ではなく、
ねんざなどの軽傷の場合は、
固定は必要であるものの、
固める必要はないケースというのも存在します。

そういった時に
添え木代わりとして用いるのが
ギプスシーネになります。

患部に合わせて作りますが、
作り方は下のような形です。

【ギプスシーネ 足関節捻挫Ⅰ度靱帯損傷用】

患部にギプス包帯を巻き、
固まるのを待ちます。

ギプス包帯は
ギプスシーネを作りたい個所にのみ設置し、
包帯で固定し固まるのを待つことになります。

箇所によって固定の仕方は様々ですが、
基本的にはあまり患部が動かないようなギプスシーネを作ります。

 

ギブスシャーレとは?

ギプスシャーレというのは、
ギプスを半分に切ったものです。

骨折の際などに
ガッチリしたギプスを半分に切り、
それを固定に用います。

これは骨折などの際、
ガッチリ固定していたことにより、
少しずつ回復し、
それほどガッチリとした固定が必要なくなってから使用します。

ギプスシャーレは取り外しが可能なので、
お風呂などにも快適に入ることが出来るようになるのです。

 

ギプス包帯とは?

今まで
通常のギプス、ギプスシーネ、ギプスシャーレと紹介してきました。

これらを作るために使うのが
ギプス包帯です。

このギプス包帯は
温水に付けることによって固まります。

そのため、
初めは患部に合わせながら自由に巻くことが出来、
それが固まるために
患部にピッタリと合ったものを作ることが出来るのです。

このギプス包帯が出来る前は
石膏で作られていましたが、
今ではあまり見かけることはありません。

 

これらの違いまとめ

ギプスシーネとギプスシャーレとギプス包帯の違い
ですが、

まず、それぞれを作るために必要なのがギプス包帯。

添え木の役割をするのがギプスシーネ。

ギプスをカットして作るのがギプスシャーレ。

ギプスシャーレも添え木の役割は果たしますが、
あくまでギプスをカットしたものをギプスシャーレと呼びます。

 

 

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