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海水がしょっぱいというのは
当たり前のことだと思います。
大人でも子供でも知っているこの事実ですが、
どうしてしょっぱいか
という理由を
ちゃんと説明出来る人はどのくらいいるでしょうか?
子供から
どうしてしょっぱいの?
って聞かれて困った経験はないですか?
ウチは困った経験アリ!です。
その困った経験を踏まえて書きたいと思います。
海水が塩辛い
夏になると多くの人が出かけるのが
海水浴ではないかと思います。
炎天下の元、
海で遊ぶのは楽しいですよね。
この海ですが、
入ってみると味がしょっぱいのが分かります。
まさに「塩辛い」という表現がピッタリです。
遊びに夢中で何かの拍子で飲みこんでしまうと、
咳こんでしまうほどの塩辛さです。
地域によって、海の味というのは違う
とも言われていますが、
基本的に塩辛いことには変わりません。
違いはどの程度の塩辛さか
ということになります。
何となく見た目としては、
沖縄などの透き通った海のほうが
味が薄いような気がしますね。

しょっぱい理由は?
海がしょっぱい理由、
子供にもわかりやすく説明するのであれば、
塩が溶けているからです。
雨が降ると、川を流れ、
それがやがて海にたどり着きます。
この川を流れている時に
岩石などを少しずつ削りながら流れてくるわけですが、
この削り取った岩石の中に塩分が含まれているのです。
そのために
海はしょっぱいということになります。
それでは、川もしょっぱいの?
子供にもわかりやすく説明したつもりが、
思わぬ質問でした。
我が家はこの質問でてんやわんや・・・
結果から言えば、
川の水もしょっぱいのです。
なぜなら塩分を含んでいるためです。
しかしながら、
海ほど塩辛くないのは、塩分濃度が関係あります。
海の塩分濃度に対して、
川の塩分濃度はそれほど高くありません。
そのために
川の水は海の水ほど塩辛く感じないということになるのです。
この説明をしたところ、
子供は、ほうほう!とうなずいていました。
何か腑に落ちるものはあったのではないかと思います。
ちなみに、大人向けの雑学として、
地球に海が誕生したばかりの頃というのは、
海は酸性だったようです。
多量の塩素を含んでいたようですが、
その塩素がナトリウムと反応し、
塩となり、今のような塩辛い海が誕生しています。
ですので、
かつてから海は塩辛いものだったのです。
これが40億年以上も前の話だということですから、
海の味はその頃から変わらない不変の味だ
ということになるのですね。