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痛い!関節に痛みが・・・
そんな症状がでたら
リウマチ性関節炎かもしれません。
早期治療のためにも前兆を把握しておくのが良いでしょう。
また、発症するのは人間だけとは限りません・・・
リウマチ性関節炎とは
免疫機能によって体は守られていますが
その免疫機能が異常を起こしてしまうことがあり
そうなると体に害を及ぼしてしまいます。
免疫が異常を起こして
関節をはじめとする体のあちこちに
「痛み」が表れてしまいます。
免疫異常によって関節などに起こる痛みの症状を
リウマチ性関節炎と呼びます。
原因として言われるのは
細菌やウイルスによる感染、
過労やストレス、
喫煙、
出産などを
きっかけに発症することがあると言われています。
遺伝性は強くはありません。
ただ、体質的にかかりやすい人もいます。
細菌やウイルスなどが体内に入ってくると
当然免疫機能が働きますが
その際に
何かが原因となって免疫機能が異常を起こしてしまい
関節を攻撃してしまい
結果的に関節などに痛みが出てしまいます。
リウマチの症状
リウマチ性関節炎の関節に起こる症状としては
・こわばり
主に朝に起こることが多く
起床すると関節にこわばりが起きており
ひどい場合だと手を握ることも困難になります。
・関節炎
関節を動かす際に痛みが伴います。
ひどいと関節が赤く腫れてしまいます。
また発症部位には熱間があります。
・関節水腫
関節には動きを滑らかにする滑膜があり、
滑膜には滑液(関節液)があります。
炎症を起こした際に滑膜の中に滑液が大量にたまり
腫れや以上なふくらみが現れます。
・腱鞘炎
体には腱があり、それを腱鞘がつつんでいますが
その腱か腱鞘のどちらかに炎症が起きてしまい
関節を動かす時に「きしむ」様な感覚と痛みが現れます。
・滑液包炎
関節の摩擦を減らす役割を持つ滑液包がありますが
そこに滑液が大量にたまることにより、
腫れや痛みを伴います。
・関節変形
これが本当に厄介な症状でして、
リウマチ性関節炎が進行することによって
関節が破壊されてしまい、
関節が変形してしまいます。
関節以外に起こる症状としては
リンパ管の腫れや
肺や心臓などの臓器にもしばしば症状が現れることがあるので
放っておくと大変なことになってしまいます。
リウマチの治療法
関節の変形などが起きてしまうなんて
恐ろしい症状が出てしまうリウマチ性関節炎ですが
治療は主に薬物治療が行われます。
主に使用されるのは
・非ステロイド性抗炎症薬
炎症による腫れや痛み、熱間などの症状を抑える薬となっています。
・副腎皮質ステロイド薬
副腎皮質ステロイドは欠かすことのできないホルモンであり
炎症を抑える効果があります。
この薬によって
副腎皮質ステロイドの分泌を促進させます。
が、この薬は副作用が強すぎるので
使用する場合には医師ときちんと相談してください。
・抗リウマチ薬
免疫機能を調節、抑制することにより関節を破壊するのを 止めることを期待できます。主に初期症状の段階で使用されることが多いです。
これら3つが治療薬となっています。
薬物治療だけに頼るのではなくて
適度に運動をしたり
食生活を正しくするなど
生活習慣を見直すことも重要です。
爪でリウマチの前兆がわかる?
「爪」は体調を映す鏡と呼ばれたりもしますが
リウマチ性関節炎の前兆を
爪から分かるかもしれません。
爪の表面が凸凹になると
リウマチ性関節炎の前兆と言われているので
もしそのような状態が見られる場合には
病院に行ったりするのが良いかもしれません。
また、
リウマチ性関節炎は人間だけでに起こるとは限らないんです。
犬にも起こる?
発症部位としては四肢の末端に多く、
足首などに起きてしまいます。
小型犬に比較的多くみられる傾向にあります。
症状として
人間と同様に関節変形がしてしまったり
痛みが現れるために歩行も困難になリます。
発症年齢が若いほど、
進行も早く
関節も変形しやすくなってしまいます。
原因ははっきりとはわかっていませんが
やはり免疫機能が関係していると言われています。
自分の可愛い愛犬が
リウマチ性関節炎になってしまったら
早い段階で病院へ連れて行き
消炎鎮痛剤や抗リウマチ薬などで薬物治療を行いましょう。
また、
肥満気味だと関節に過剰に負担がかかってしまうので
適正な体重にしてあげましょう。
そのためにも普段からの
食餌の管理が重要となります。
リウマチ性関節炎は
人間だけではなく犬にも発症してしまいます。
早期発見、
早期治療が鍵となるので
少しでも愛犬に異変があれば
動物病院へ連れて 行ってあげるのが良いでしょう。
変形が著しいと 外科的手術が必要になることも。