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バナナに猛威をふるっているとされる新パナマ病。
場合によっては
バナナが食べれなくなるかもという話もあります。
バナナ好きな私にとっては
非常に由々しき問題です。
実際のところそんなことあり得るのでしょうか?
バナナ好きで気になっている方、
多いんじゃないのかな~
新パナマ病とは

By: Yun Huang Yong
新パナマ病というのは、
パナマ病の新しいタイプのものです。
症状としては、
パナマ病と同じものになるのですが、
パナマ病に耐性のある品種をも脅かすことから、
新パナマ病と呼ばれています。
その症状は、
バナナを枯らすものであり、
カビの一種が原因となっています。
最終的には木を殺してしまうために、
バナナが全滅してしまう可能性すらあります。
カビが原因であり、
これを取り除くことというのは実質不可能であり、
感染してしまえば、
後は諦めるしかないという非常に恐ろしいものとなります。

過去にもあったパナマ病は?
先ほども簡単に紹介しましたが、
過去にもパナマ病がありました。
今の「新」に対して言えば、「旧」になるわけですが、
その時も同様の症状で、
バナナ農家は壊滅の危機にさらされたのです。
しかし、
そういった危機を脱する方法として、
品種を変えるという方法があり、
キャベンディッシュ種が栽培されるようになっています。

どんな対策が行われている?

By: Mike Mozart
新パナマ病がこのまま蔓延していけば、
いずれは世界中のバナナが壊滅すると言われる中、
対策も行われています。
具体的な対策としては、
・カビの駆除方法の確立、
・新たな品種の開発、
・原因を持ち込まない
です。
この中で
カビの駆除方法というのは確立されておらず、
一度、感染してしまえば、諦めなければいけない状況です。
新たな品種については、
開発段階でまだまだ先のことになっています。
そこで期待されているのが
原因のカビを持ち込まないための対策となり、
これは靴のスプレー消毒や出入りの制限などになります。
原始的な方法ではあるものの、
原因を持ち込まない手段としては効果的で、
オーストラリアなどでは一定の成果を上げています。

バナナは今後どーなる?

By: Tatsuo Yamashita
様々な対策は講じられているものの、
新パナマ病の脅威はすぐそこに及んでいます。
最悪のケースを考えるのであれば、
5~10年後ぐらいには、
バナナが消えてしまうことも考えられます。
一般的に馴染み深いバナナですが、
過去のものとなる恐れがあるのです。
もちろんあくまで最悪のケースであり、
バナナ好きな私にとっては、
何でも良いから何とかしてって叫びたい感じですね。
安くて美味しいバナナが
スーパーから消えないことを祈るばかりです。
国産のバナナは沖縄から。
![]() 沖縄産 「島バナナ」 1〜3房 約1キロ ○
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