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読書感想文は
題名と書き出しにかかっていると言っても良いでしょう。
ここでぐっと人を惹きつけることが出来れば、
後はかなり楽です。
では、
そういった惹きつけるために必要なものは何か?
そのポイントを今回は紹介したいと思います。
読書感想文の難しさ
「先生。読書感想文は難しいよ~。」
夏季講習などで多くの生徒から聞こえてくる言葉です。
塾をやっていると
夏休みの宿題の相談にのることもありますが、
読書感想文は定番ですね。
定番で相談によくのるため、
私の技術が上がっていっちゃうくらい(笑)
ちょっと感じるのは、
今の子供達は自分の気持ちを素直に表現するのが、
苦手なような気がします。
SNSなどで人との繋がりは常にあるはずなのに、
たくさんある分だけ希薄になっているっていうことなのかな~。
そういったところから、
読書感想文も苦手で難しいと感じるのかもしれませんね。

読書感想文の題名と例文
読書感想文を見ていて思うのが、
当たり触りのない題名の多いこと多いこと。
定番は、「○○を読んで。」です。
感覚的にはほぼ8割がこのタイトルだと思います。
そして、苦手な子こそ、このタイトルですね。
別にこれが悪いというわけではないですが、
心をぐっと掴むには足りない気がします。
では、心を掴むためには、どういったタイトルが良いのか?
例えば・・・・
「 私が感じた○○(主人公の名前)について。」
「 きっかけは○○(本のタイトル)でした。」
「 ○○(本のタイトル)が私を大きく変えました。」
いかがでしょうか?
簡単に書いてみましたが、
「○○を読んで」よりはずっと良いと思います。
また、こういった題名にすると、
その後の本文についても書きやすくなります。
題名については、
最初に付けるものだと考えている人も少なくありませんが、
全て出来終わって最後につけるというのもありです。

読書感想文の書き出しと例文
題名に次に悩むのが書き出しですが、
これも定番の1文があります。
「私が○○を読んで感じたことは・・・・」
これも決して悪くありませんが、
正直、読む方としては、
また「私」からの始まりか~って思ってしまいます。
実際の学校の先生方はどう考えているか分かりませんけど。
それならば・・・
「 ○○(人物の名前)の行動に感動した!!」
「 ○○(人物の名前)のようになりたいと思った!!」
「 この本が人生に大きな影響を与えた。」
「 何度でも読みたくなる本だと思った。」
こういった形で
思ったことを、いきなりスパっと書いちゃいましょう。
いきなりこういった書き方をすると、
少し変に感じるかもしれません。
ただ、
その方が読み手をぐっと惹きつけられるのです。
更にひねった書き方も出来ますが、
やりすぎると、
しつこい感じになる可能性もあるので、
これぐらいでさらっと書いておくと良いでしょう。

まとめ
読書感想文は題名と書き出しが重要です。
ここで差をつけることが出来れば、
内容が少し足りなくても、
それなりの読書感想文にすることが出来ます。
ポイントとしては、
何について書きたいかだけは最初に決めちゃいましょう。
後はそれに付随して、
書き出しや題名を決めればOKです。