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世界津波の日というものがあります。
この日の制定には
実は日本が大きく関わっています。
ご存知でしたか?
日本は言わずと知れた地震大国ですが、
そんな日本が関わった世界津波の日とはいったい・・・
そこのところ詳しく説明したいと思います。
世界津波の日はいつ?
日本は地震大国であるということは、
日本で生活している方であれば、誰もが知っていることでしょう。
2016年には熊本で大きな地震がありましたし、
その前は、東日本で大きな地震がありました。
特に東日本での地震は津波による被害が甚大で、
今尚、復興活動が行われている地域もあります。
一方、
世界も見渡せば地震や津波による被害は後を絶たず、
時折ニュースを騒がせています。
そんな津波に対して、
世界で取り決められたのが世界津波の日です。
これは11月5日になるわけですが、
実は日本で定められている
「津波防災の日」とまったく同じ日にあたるのです。

世界津波の日の由来と歴史
世界津波の日と
日本の津波防災の日が同じ日だと説明しましたが、
そもそも制定された由来や理由に
大きく日本が関わっています。
世界津波の日は、
実は日本が世界に向けて制定の提案を行ったのです。
それは
日本が過去に何度も地震や津波によって被害にあっており、
事前の対策がいかに重要かを理解しているからです。
ちなみに、
11月5日になったのは、
日本の津波防災の日にも関わりますが、
かつて江戸の後期に起きた大地震がきっかけです。
当時、
今のような情報網は発達していませんでしたが、
津波が押し寄せることを
収穫した稲わらに火をつけることによって、
人々を高台に誘引した逸話が残っています。
このことから、
早期警報の重要性等を伝える意味も踏まえて、
11月5日に制定されているのです。

外務省の見解
世界津波の日制定に向けて動いた外務省ですが、
制定によって今後の防災に対する動きの展開を期待しています。
最終的には、
日本をはじめとして
100か国以上の国が共同で提案した世界津波の日ですが、
これにより啓発活動が広まることは間違いないでしょう。
また、そういった啓発活動の中で、
日本も重要な役割を担うこともほぼ間違いありません。
最終的な願いとしては、
一人でも多くの命が救われることであり、
その活動の中で、
日本が津波観測、早期警戒などにおいて、
防災分野におけるイニシアティブを発揮していくことになります。
外務省としては、この世界津波の日の制定が、
世界の中で日本が活躍する足がかりとしているのだと思います。