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七草と言えば、春が有名ですが、
秋の七草というものもあります。
秋の七草も
コツを覚えればすぐに覚えることが出来ます。
コツを知らないと大変ですけどね。
順番や意味なども知っておくと、
頭にも入りやすいですよ。
雑学として覚えておいて
損はないんじゃないでしょうか。
ちょっと解説しますね。
秋の七草の由来
七草と言うのは、
何となく聞いたことがある程度の人も多いかもしれません。
そもそも七草が話題になることも少ないですからね。
でも、その由来などを知ると、
へぇ~って思うこともしばしば。
例えば、
秋の七草であれば、万葉集が関係しています。
何だか歴史的な話になってきますが、
万葉集の中で山上憶良という人物が詩を詠んでいます。
この詩が由来になっています。
その詩というのは・・・
秋の野に咲きたる花を指折りかき数ふれば七草の花。萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女朗花、藤袴、朝顔の花
というものです。
この詩で読まれているものが、
七草になります。

秋の七草の覚え方とは
秋の七草も、当然、七種類あるわけですが、
これをそのまま暗記というのはかなり難しいです。
ただ、ごろ合わせを使うと実に簡単に覚えることが出来ます。
そのごろというのが、「お好きな服は?」です。
お・・・おみなえし
す・・・すすき
き・・・ききょう
な・・・なでしこ
ふ・・・ふじばかま
く・・・くず
は・・・はぎ
これで覚えると自然と出てくるようになります。
他にもごろ合わせは色々とあるようですが、
お好きな服は?が私の一押しです。

秋の七草の順番
秋の七草の順番ですが、下記のようになります。
萩の花、尾花、葛花、撫子の花、女郎花、藤袴、朝貌の花
となります。
先ほど、
山上憶良が詠んだ詩を紹介しましたが、
その順番となります。
こちらはごろ合わせはないので、
詩として覚える他、ないですね。

秋の七草それぞれの意味とは?
秋の七草ですが、それぞれに意味もあります。
萩の花・・・内気、前向きな恋など
尾花・・・生命力、活力など
葛花・・・活力、治癒など
撫子の花・・・純愛、大胆など
女郎花・・・はかない恋、親切、忍耐など
藤袴・・・ためらいなど
朝貌の花・・・誠実、気品など
どれも
生命や恋などを感じさせるような意味があります。
やはり詩に読まれるくらいの花ですね。
ちなみに、
これらの秋の七草はどちらかと言えば
観賞用としての意味合いが強いです。
春の七草はおかゆなどにして食べますが、
秋の七草ではそういったことはしません。