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子供と月の観察をしていますが、
天体望遠鏡を使うと、かなり鮮明に見ることが出来ます。
その中で、
月の表面って何で出来ているの?
と聞かれたことがあります。
確かに、
地球ではなかなか見えないような感じですからね。
気になる人も多いのかなと思い、
月の表面やクレーターについて、今回説明したいと思います。
月の表面の不思議
月の表面には不思議がいっぱいです。
特に子供達には、
興味を惹く風景が広がっているのでしょう。
月の観察をしていると、
アレ何!?コレ何!?
と質問の嵐です。
我が家は二人の子供と妻まで一緒に見るほど
夜空が好きな一家ですが、
時には妻までアレ何?と聞いてくる始末です。
草や木が生えていない世界を
子供ながらに色々と想像してみているようですが、
人類にも
まだまだ分かっていない部分があるんじゃないかと思います。
実は地球からは見えない月の裏側には
きらびやかな世界が広がっているんじゃないかとか(笑)
はっきりと解明されていない分、
その不思議さには魅力が詰まっていますよね。

月の表面は何で覆われている?
月って何なの?
子供達からされる質問で多いのがコレ。
「月は月だよ」という回答も良いのですが、
最近は子供達も大きくなり、少し細かい説明もしています。
まず、月の表面ですが、
たくさんの塵(ちり)で覆われています。
案外、知らない方が多いのでビックリするのですが、
月はたくさんの隕石が当たった後に積もった塵だらけなのです。
そのため、
月の表面は何で覆われているか?
と言えば、間違いなく塵でしょう。
しかも、
この塵はやっかいなもので、
地球からの探査機などが走るとこの塵が舞い上がり、
探査機をダメにしてしまうことがあるのです。
せっかく月に到着してもそんな感じなので、
月の探索も簡単にはいかないわけです。

クレーターとは何ぞや。
月の表面と言えば、有名なのがクレーターです。
これは学校での授業でも習うことですが、
このクレーターは、
要は地面に空いている巨大な穴です。
この巨大な穴は
隕石が衝突した時に出来たものです。
つまり、クレーターというのは、
月と隕石がぶつかった後の姿ということです。
よくアニメなどで地球に隕石などがぶつかり、
大きな穴が出来るシーンを見たことがないですか?
子供達には
ドラゴンボールを持ち出して解説したところ、
非常によく理解してくれましたが、
漫画の中に登場するアレです。
月の表面には、
そのクレーターがたくさんあります。
ちなみに、
地球には月ほどのクレーターがありません。
これは大気があるためで、
隕石が衝突する前に燃え尽きてしまうのです。
そのために
地球には月ほどのクレーターがないのです。