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落語の有名な話に
まんじゅうこわいがあります。
この「まんじゅうこわい」の
意味やあらすじを知っていますか?
私の頃は、
みんな一度は聞いたことがある話だったのですが、
最近はそうでもないようです。
絵本や舞台もあると思いますが、
少し解説してみたいと思います。
ぜひぜひ興味を持ってみて下さい。
まんじゅうこわいとは
まんじゅうこわいというのは、
古典落語の中でも非常に有名なものです。
他にはじゅげむや時そばがありますが、
特にこのまんじゅうこわいは多くの人に知られています。
実際、
落語の場では披露される機会も多く、
人気の演目の1つになっています。
このまんじゅうこわいですが、
その意味は
本当にまんじゅうがこわい
ということではありません。
まんじゅうが怖いというものを利用した、
笑い話が本当の意味になっています。
とんちが聞いた小話、
聞いているだけでくすっとしてしまいますね。

まんじゅうこわいのあらすじ
まんじゅうこわいのあらすじですが、
暇なものが数名集まり、
それぞれの怖いものの話をします。
その中の一人が「怖いものはない」と始めは言うのですが、
周りから本当にないのかと攻められると、
しぶしぶ言ったのがまんじゅうだったのです。
その男は
まんじゅうの話をしたら気分が悪くなったと寝てしまうわけですが、
残った人たちは気に入らないということで、
まんじゅう攻めを企てます。
大量のまんじゅうを買って来て、
男の部屋に投げ込むわけですが、
その際、男は怖いと言いつつまんじゅうを食べてしまうのです。
他の人間は
その時に騙されたことに気付き、
「本当に怖いものは何だ?」と聞くと、
今度は濃いお茶が1杯怖いと言ったのです。
これがあらすじとなりますが、
しゃべり手によって様々な工夫がなされ、
しゃべり手独自の面白さが加わるのです。

まんじゅうこわいの絵本
まんじゅうこわいは、
絵本にもなっており、子供向けのものもたくさんあります。
こちらを見てみて下さい。
→ amazon
amazonのサイトでも
たくさんの絵本が売られています。
子供の頃、
読んでもらったという人も多いのではないでしょうか。
1冊、1,000円程度となりますが、
子供でも楽しめるようになっており、
教育としても非常に価値が高いと思います。
こういった話で笑えるようになるというのは、
お話をしっかり理解出来るようにならないと難しいですからね。

まんじゅうこわいの舞台
落語の舞台で披露されるまんじゅうこわいは、
おおよそ20分くらいの演目になりますが、
手堅くウケる人気の演目です。
落語家にとっては、
非常にありがたい演目でありますが、
しゃべり手によっては
1時間以上にもなるということで、実力が出る演目でもあります。
落語は見たことがないという人は、
この「まんじゅうこわい」から体験してみるのも良いですね。