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どうやらセコガニは、
その名前すら知らない人が多いマイナーなカニみたいです。
食べたら「こんなに美味しいのにな~」といつも思います。
期間が短いことも関係していると思いますが、
知らないともったいないですよ。
その食べ方、味噌汁や茹でた食べ方など
セコガニについて書いてみたいと思います。
少しでもセコガニのことを知って、
ぜひとも食べてみて下さいね。
セコガニとは
セコガニというのは、
簡単に言ってしまえば、ズワイガニのメスのことです。
これを京都や兵庫などの地方では、
セコガニと呼ばれています。
よくオスのカニにブランド名がついていることがありますが、
それのメスバージョンだと思ってもらって構いません。
他にもセイコガニと呼ぶ地域や、
コウバコと呼ぶ地域など様々です。
このセコガニですが、
非常に味が濃厚で様々な用途があります。
地元では、
非常に好まれて食べられています。
オスのカニは比較的価格が高いのですが、
このセコガニは
大きさが小さいため価格も比較的手ごろです。
小さいものとなれば、数百円で買えてしまいます。
味だけではなく、
価格的にも魅力なため地元の方からの人気が非常に高いのです。
ただ、このセコガニは
漁期が非常に短いという難点があります。
解禁日が11月6日であり、
1月10日で解禁終了となります。
そのため、
食べることが出来る期間が非常に短く、
そういう意味では貴重なカニとも言えるのです。
解禁日ともなると、
地元の方々はセコガニを買い求めに、
市場に足を運ぶようですが、
これもそれだけ美味しいからの他ならないですね。

セコガニの美味しい食べ方
セコガニの美味しい食べ方としては、
「茹でる」のが間違いないと思います。
茹で方は、少し気をつけなければいけませんが、
慣れてしまえば、
茹で方も大して難しいものではありません。
そこで、
美味しく食べるための茹で方を紹介します。
・生きたセコガニを真水に動かなくなるため漬けておきます。
・動かなくなったセコガニを水でよく洗います。
・7%程度の塩水を沸騰させ、洗ったセコガニを入れます。
(この時、腹が上に来るようにします。)
・弱火で15分程度茹でます。
・茹で上がったら完成です。
ポイントは、最初に真水に入れておくことです。
いきなりお湯に入れてしまうと、
脚が取れてしまったりするので、注意して下さい。
ぜひ茹でたての熱い状態で食べてみて下さいね。

セコガニの味噌汁
セコガニの美味しい食べ方の1つに
味噌汁があります。
これは
セコガニでダシを取って味噌汁にします。
味噌汁の中に
セコガニのダシや内子などが入り、濃厚な味になります。
初めから味噌汁目的でセコガニを使うのもアリですが、
脚などを食べて、
上手く身が取れないところでダシを使う方法もオススメです。
この方法では、
茹でる食べ方と味噌汁の2つ同時に味わえます。
セコガニはいろんな食べ方がありますが、
ぜひとも自分なりのこだわりの食べ方を見つけてみて下さいね。