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風邪の時には卵酒が良いと、
よくおばあちゃんに作ってもらった記憶があります。
ただ、私はあまり好きではなくて、
どちらかと言えば苦手だったのですが・・・
この卵酒、
今では自分が子供に作って上げる立場ですが、
注意する点もあります。
また、大人になって色々な効能についても知りました。
そこで、今回は、卵酒について紹介したいと思います。
昔から言われる「風邪に卵酒」
小さい頃、風邪をひくと、
おばあちゃんが卵酒を作ってくれていました。
子供の頃は、あまり味が好きではなくて、
逃げたい気持ち一心で「どうして卵酒なの?」
なんて聞いたこともあります。
おばあちゃん自身も、
その時はあまりよく分かっていませんでしたが、
昔から風邪には卵酒というのがあったようです。
それこそおばあちゃんが子供の頃からというので、
もう数十年前から風邪には卵酒というのがあったことになります。
今、思えば、確かに風邪の時に卵酒を飲むと、
風邪がすんなり治った記憶があります。
飲む時と飲まない時と色々でしたが、
やっぱり効果があったんだなと思います。
だからこそ、
昔から風邪には卵酒と言われているわけだし、
実際にそれが伝わってきているんですよね。

卵酒は風邪に効果あるの?
では、実際に卵酒には風邪に効能はあるのでしょうか?
実体験として効果があるのは分かっていますが、
それはナゼ?という疑問については、
最近になって知りました。
ずばり
「卵」と「お酒」というのがポイントになりますが、
まず卵についてです。
卵そのものが、栄養価が非常に高い食べ物であり、
食べるだけで弱った身体への栄養補給にピッタリです。
更に卵白にはリゾチームという酵素が含まれており、
これには免疫力を高めてくれる効果があります。
次にお酒ですが、
お酒には身体を温めてくれる効果があります。
つまり、
卵酒を飲むことによって、
栄養を補給し、免疫力を高め、身体を温める効果がある
ということになります。
これって風邪の時には必要な効能ばかりですよね。
卵酒にはこういった効能があるために、
風邪に効果的だったわけです。

風邪薬と一緒に卵酒?
風邪に効果万能なことが分かった卵酒ですが、
風邪と言えば、
お医者さんから出された薬などを飲むかと思います。
この薬が実は要注意なのです。
結論から言えば、
卵酒と薬の組み合わせはNGとなります。
卵酒にはアルコールが入っていますので、
薬と一緒に摂取してしまうと、
身体には悪影響ということになるのです。
どちらも風邪を治すためのものですが、
一緒はダメよということです。
卵酒を知っている方の中には、
卵酒が薬の効果を上げてくれると考えている人もいます。
でも、これはまったくデタラメですので、
くれぐれもこれを読んだ方は真似しないように。
お酒を飲んだら車には乗るななんて言いますが、
卵酒を飲んだら薬は飲むなというのも一緒に覚えて下さい。

オススメの飲み方
薬と一緒に卵酒がダメなら、
卵酒っていつ飲むの?
と思う人も多いはず。
やっぱり薬のほうが、効果が高そうですから、
どうしても薬を飲んじゃいますよね。
そこで、我が家は下のように使い分けています。
・体調悪いことが発覚する
↓
・まずは卵酒を飲ませて様子を見る。
↓
・体調が良くならない場合、病院に連れて行く。
↓
・病院から出された薬を飲む。
つまり、体調が悪いなと思ったら、
まずは卵酒を飲んで様子を見るのです。
症状が軽い場合などは、
卵酒を飲んで寝るだけですっかり良くなることもあります。
それでもダメな場合は、病院に行き、薬に切り替えます。
このように使い分けるようにしています。
もちろん色々な使い方があると思います。
注意点にだけ気をつけて、卵酒を飲んでみて下さいね。

卵酒の作り方は?
最後に卵酒の作り方ですが、とっても簡単です。
まずは材料の紹介。
・卵・・・1個
・砂糖・・・おおさじ1
・日本酒・・・180ml
たったのこれだけです。
ただ、いくつかポイントがあるので、併せて紹介します。
【作り方】
・卵を割ります。
・卵をよくかき混ぜます。
※ポイントはココです。しっかりとかき混ぜないとドロドロになっちゃいます。
・日本酒を熱燗にします。
・熱燗にした日本酒を卵に注ぎます。
※2つ目のポイント。日本酒はゆっくり注ぎましょう。一気に注ぐと卵が固まっちゃいます。
・日本酒を注ぎ終わった後、砂糖を加えます。
・完成。
作り方としては、
それほど難しくありません。
ポイントさえ気にすれば、
誰でも美味しく作ることが出来ます。
ぜひぜひ試してみて欲しいレシピです。