イリオモテヤマネコ 絶滅の原因は「人間」!?効果的な保護対策はない?

「PR」

絶滅の危機にさらされている
イリオモテヤマネコ。

テレビなどでも名前を聞く機会も多い動物ですが、
どうして絶滅の危機にあるかご存知ですか?

それは、実は…
人間に原因があったんです。

では、その具体的な原因とは?

かなり気になる
イリオモテヤマネコの絶滅の危機について説明します。

イリオモテヤマネコとは


イリオモテヤマネコは
1965年に沖縄県西表島で発見されました。

イリオモテヤマネコが絶滅の危機にある
ということはよく知られていても、
ネコそのものとしてはあまり知られていません。

実は、普通のネコとの違いも多いのです。

何と言っても、
イリオモテヤマネコは水が平気です。

一般的なネコだと、
水が苦手なケースがほとんどですが、
イリオモテヤマネコの場合は、
泳いだり潜水までしちゃいます。

これはエサを獲るためなのですが、
食べるものも普通のネコとは違い、
様々なものを食べる雑食性です。

主に動物食となりますが、
蛇や水鳥まで獲るのですから、
そのかわいい姿からは想像も出来ません。

このように
イリオモテヤマネコは、
一般的なネコと比べると、
その生活形態には大きな違いがあるのです。

 

イリオモテヤマネコ 絶滅危機の原因

By: merec0

イリオモテヤマネコは、
絶滅危惧の中でもⅠA類というものに分類されている、
非常に絶滅の危険性が高い動物になります。

絶滅危惧IA類とは…

ごく近い将来における野生での絶滅の危険性が極めて高いもの

そして、残念なことに、
その原因は人間にあります。

人間が土地開発をすることにより、
イリオモテヤマネコの生活圏内を奪ったこと、
行動範囲を道路が通っていることから、交通事故の発生。

こういったことが、
イリオモテヤマネコの減少の原因になっているのです。

また、それ以外にも、
野良猫も原因の1つです。

野良猫とエサを奪い合うことによる影響や、
交雑なんていうことも、
種族としての絶滅の危機をもたらしています。

このようにイリオモテヤマネコは、
様々な原因により絶滅の危機にさらされています。

その原因の大きな要因が、
私たち人間のせいだというのは、
非常に残念なことですね・・・

また
イリオモテヤマネコの寿命は
野生下で7、8年ほどで
飼育下では8、9年ほどとされていますが

実際は
交通事故死や罠などによる
人為的な影響を考え合わせると、
4、5歳であるかもしれないとされています。

 

絶滅から救う保護対策

何もしなければ、
ほぼ間違いなく絶滅してしまうイリオモテヤマネコですが、
何とか絶滅を免れようと様々な保護対策がされています。

例えば、
交通事故防止のための標識
なんていうのも1つの取り組みです。

実際、
車で走ってみると
様々な標識が目に留まります。

振音舗装なんていうのも、
交通事故防止の取り組みの1つです。

また、残念ながら
交通事故などにあってしまったイリオモテヤマネコを
保護・治療・リハビリを経て、
野外に返すなんていう取り組みを行われています。

このように様々な取り組みを経て、
何とかイリオモテヤマネコを絶滅から救おうとしているのです。

 

 

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)