雑草を食べる!?夏と春に食べられる雑草は果たして美味しいのか?

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草むしり作業で
しぶしぶ抜くことが多い雑草

雑草って言うぐらいだから、
何の役にも立たなそうですが、
実は雑草の中にも食べられるものがあるのはご存知ですか?

案外、知られていませんが、
雑草の処理に困っているくらいなら
食べちゃうってどうでしょうか?

種類も様々ですが、
雑草の中には
美味しく食べることができる雑草
というのもあるのです。

そこで、今回は
食べられる雑草について解説します。

食べ方や料理方法なども一緒に紹介しますね。

また、
食べてはいけない雑草も紹介しますので、
雑草採りする時はご注意ください。

食べられる雑草とは

雑草に食べられるものがある、なんて言われても、
まったく信じられないという人も多いんじゃないかと思います。

私もそういう風に思っていた一人だったわけですが、
実際、食べてみると美味しかったりします。

そこで、
まずはどんな雑草が食べられるのか紹介します。
季節ごとに分けて解説していきます。

ぜひぜひ家の近所などに生えていないか
チェックしてみて下さいね。

 

○春~夏にかけての雑草

 

つくし

By: uka0310

春によく目にすることが出来るのがつくしですね。

雑草という認識で見ている人は少ないかもしれませんが、
これも立派に食べることが出来る雑草なのです。

栄養素が豊富で、
特にビタミンとカロテンを摂取するのに優れています。

他にも花粉症へも効果がありますので、
まさにこの時期にはピッタリの雑草。

食べ方としては、
てんぷらおひたしがオススメです。

見た目が…という人は
てんぷらにしてしまえば、さほど気になりませんので、
美味しく食べれるかと思います。

 

ふきのとう

By: Kaz Inagaki

続いて紹介するのが「ふきのとう」です。

こちらも雑草と言うよりは
山菜という捉え方をしている人も多いですが、
食べられる雑草ということで言えば、仲間です。

山菜が好きな人は、
このふきのとうの苦みを味わってこそ春が来たと感じるなんていう人も、
私の周りには結構います。

ほのかに舌に残る苦みは
大人向けの味だと言えますね。

煮物やお味噌汁に入れたり、
多種多様な調理方法があります。

私は、ふきのとう味噌が大好きなんです。
これだけで白いご飯をバクバクいけます。笑

 

 

たんぽぽ

こちらも春にはよく見かける定番の雑草ですが、
たんぽぽも実は食べることが出来ます。

このたんぽぽは
サラダバターソテーで食べるのがオススメです。

実はたんぽぽには、
在来種と外来種があり、
外来種のほうは少し苦みが強くなっています。

そのため、
サラダにするなら在来種がオススメ。

見分け方は
花びらの下にある外弁が下向きになっているかどうかです。

下向きのものは外来種なので、
よく観察してみて下さい。

 

○夏~秋

 

クズ


クズと言われて
どんな雑草かイメージするのは難しいですが、
このクズは葛切りのクズになります。

生薬としても知られていますが、
このクズは葛餅などで食べるのがやはり一番です。

荒地などに生えていることが多いですが、
慣れればすぐに見つけることが出来ますので探してみて下さい。

 

ミゾソバ


おひたし、ごまあえ、油で炒めたりと
個人的に様々な食べ方を楽しめて好きなのが、このミゾソバです。

小川などのほとりに生えていることが多い雑草ですが、
食べることが出来るのは、柔らかい葉っぱの部分になります。

あく抜きすれば、後の調理方法は自由自在。

どういった食べ方でも美味しく頂けます。

 

サルトリイバラ


ちょっと変わった名前の雑草というか木がこちら。

漢字で書くと猿捕茨なんて書きますが、
山間部に生えていることが多いです。

天ぷらで食べると何とも言えない美味しさが味わえますが、
秋になる実はドライフラワーとしてインテリアにも用いることが出来ます。

 

○秋~冬

キクイモ


根の部分を食べると美味しいのがこの雑草です。

イメージとしては、ジャガイモのような感じであり、
サラダや炒め物など色々な食べ方が出来ます。

スーパーでは見かけませんが、
もっと出回っても良いのになって思える味です。

デンプン質が少なく、
カロリーが低いのも嬉しいポイント。

 

セイヨウカラシナ


ピンとした葉っぱが美味しいのが「セイヨウカラシナ」です。

オススメの食べ方はお漬物です。

他にも炒め物などでも楽しむことが出来ます。

鮮度が悪くなってくると、
葉っぱの色が緑から黄色へと変色してきます。

摘み取る時は、その点に注目してみて下さいね。

 

セリ


最後は、
食べられる雑草の中では、誰もが知っているセリです。

雑草なんていうくくりにするのが申し訳ないほどですが、
他にもナズナなど、七草がゆに使われる七つは、どれでも有名ですね。

その中でもせりは、
栄養成分が豊富で、お鍋などにピッタリです。

まさに冬に食べるのが美味しい雑草と言えます。

 

各シーズンごとで
食べることが出来る雑草について、
簡単ですが紹介しました。

普段、何となく見ている雑草の中には
栄養豊富、味も美味しいという優れたものがたくさんありますので、
ぜひ探してみて下さいね。

 

 

食用になる野草

By: tamba sc

先ほど、
各シーズンごとに食べることが出来る雑草を紹介しましたが、
数ある中で、特にオススメの食用の野草を紹介します。

 

1位:ユキノシタ

友人に食べさせると「コレ雑草なの!?」って
必ず言われるのがコチラ。

何と言っても特徴は、
そのモチモチとした食感ではないかと思います。

食べ方はほぼ天ぷらの一択ですね。

苦みや雑味というのも少ないので、
多くの人に受け入れられる1品です。

 

2位:たんぽぽ

By: yuki5287

クセがないという意味では、
こちらもオススメなのがたんぽぽです。

雑草や野草慣れすると、
このクセのなさが少し物足りなかったりもしますが、
オススメするならコレですね。

葉っぱをパスタなどに入れても美味しく食べれます。

 

番外:ヨモギ

有名な野草ではありますが、
好きな人は好き、嫌いな人は嫌いと好みが猛烈に分かれます。

独特の香りや苦みは
一度、味わって自分がどっちの人間か、判断して欲しいですね(笑)

その苦みが特徴なので、
苦いのが苦手な人はご注意を・・・

 

食用になる雑草や野草の中で番外編も含めて、
特にオススメなものを紹介しました。

初めてで何を食べて良いか分からないという人は、
ユキノシタやたんぽぽから始めることをオススメします。

 

 

絶対に食べちゃダメな雑草はある?

雑草が食べられると知ると
あっちもこっちも食べられそうに見えてきてしまいますが、
中には食べてはダメな雑草というものもあります。

そこで、続いては注意したい雑草達をご紹介。

 

① トリカブト

まさに毒。言わずとしれた毒。

食べるなんて絶対にありえないのがこのトリカブトです。

過去には死亡した例もあるほどの強力な毒で、
食べると呼吸困難や嘔吐などの症状になります。
(過去には殺人事件のニュースにもなったりしましたね)

 

② ドクゼリ


こちらも恐ろしいほど強力な毒で有名です。

セリと似ているために、
誤って食べてしまうケースも多く、死亡例ももれなくあります。

痙攣や下痢、嘔吐など様々な症状が出ます。

 

③ ヒガンバナ

By: kennejima

その綺麗な赤い見た目とは裏腹に
恐ろしいのがヒガンバナです。

食べると下痢や麻痺などの症状を引き起こし、
死亡例もあります。

モグラ対策として植える農家さんもいるようですが、
人は間違っても食べてはいけません。

 

④ スズラン

By: kahvikisu

こちらも綺麗な花で有名ですが、
毒があることでも有名。

麻痺や頻尿、痙攣などの症状を引き起こすので
注意が必要です。

生け花などに用いた時には、水にも注意。

そこにも毒が溶けだしている可能性有です。

 

このように
世の中には食べてはいけない雑草というものもあります。

しかも、綺麗な花を咲かせたり、
名前だけはよく知られているものもあります。

正しい使い方をすれば、
漢方として用いられることもありますが、
素人は決して手を出さないようにしましょう。

いくつかに書いたように死亡例もありますので、注意が必要です。

 

雑草を食べてた芸能人


芸能人の中には
「二世」と言われる、
親も芸能人で、産まれた時からお金持ち
という人がいる一方で、
とんでもない貧乏な家庭で育った方もいます。

ある意味、一発逆転の人生になるわけですが、
子供の頃は非常に厳しい生活で、
雑草を食べて生活したなんて人もいます。

中でも特に厳しい生活を送っていたのが風間トオルさんです。

その貧乏っぷりは、バラエティ番組などで披露されていますが、
お金がなくて、お腹が減った時は雑草や土を食べていたそうです。

食べれるのかっていう話ですが、
そんなの日常茶飯事だということでした。

また、元スマップの中居正広さんや料理人の川越達也さんなんていうのも、
子供の頃は非常に貧乏で雑草を食べていたと告白している芸能人です。

そういった厳しい生活を送ったからこそ、
今のような芸能界の第一線で活躍出来ているのかもしれませんが、
そういった生活はなかなか想像も出来ないですね。

 

まとめ

何気なく生えている雑草、
抜くだけが全てではありません。

全部とは言いませんが、
一部は食べることが出来る雑草もあるのです。

物によって特徴も様々です。

栄養が豊富で様々な効能が得られるものもありますので、
たかが雑草とバカにすることなく、
ぜひチャレンジしてみて欲しいです。

ただし、
食べてはいけない危険な雑草も存在します。

そういった雑草は間違っても食べないようにして下さいね。


 

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