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アニマルセラピーという言葉、
よく聞きますが、
いったいどんな効果があるのでしょう?
様々な症状に効果的みたいですが、
具体的に何にイイのか気になりますよね。
それに関して
データや実例があるのかっていうのが気になります。
また、アニマルセラピーと言っても、
何の動物でどういった効果があるのかっていうのは、
きっと違いがあるんじゃないかと思います。
例えば、犬と猫の違いとか・・・
そこで、今回は
このアニマルセラピーの効果などについて
紹介したいと思います。
受けたい時にどうすれば良いかや、
資格などはあるのかっていうのも併せて紹介します。
アニマルセラピー 効果とは
アニマルセラビーには
様々な症状に効果があるとされていますが、
そもそもアニマルセラビーというのは、
どういうものを言うのか?
これは大きく2つに分けることが出来ます。
アニマルセラピーというのは、
あくまで日本語の造語であり、
正しくは
動物介在療法と動物介在活動というものになります。
どちらも似ているような言葉ですが、
動物介在療法というのは、
『医療の専門家と動物とともに療法を行う』
というものになります。
それに対して、動物介在活動というのは、
具体的な治療効果というのは目的とせず、
あくまで『動物と触れ合うことが主の目的』とした活動です。
日本では、
まだまだアニマルセラピーの普及が遅れていることもあり、
動物介在活動がメインとなっています。
しかし、その効果っていうのは
様々なところで、見られており、
症状の改善に期待が寄せられつつ行われていることが多いのです。
では、具体的にどういった効果があるかと言うと、
大きく生理的効果・心理的効果・社会的効果を
挙げることが出来ます。
生理的効果というのは、
人の体内で発生するプラスの効果で、
ドーパミンの分泌が増えるというデータがあります。
また、
副交感神経が優位になるというデータもあり、
血圧の低下や心拍数の抑制なども、効果として見られるのです。
実際、そういった効果から、
心筋梗塞の患者さんの中で、
ペットを飼っている飼ってないを比べたところ、
生存率が3倍も違うという発表もあるほどです。
2つ目の効果は心理的効果です。
先ほどの生理的効果が身体的な効果であれば、
こちらは精神的な効果となります。
動物と触れ合うことによって、
「楽しい」という感情や「また会いたい」という感情が起こり、
それによって気持ちが前向きになるというものです。
人は、生活の中で何か「楽しい」と思えるキッカケがあれば、
前向きにポジティブに生きることが出来るようになりますが、
まさにそれを動物たちとの触れ合いで得ようというものになります。
うつ病などに効果的だというデータもあり、
精神疾患の患者さんにアニマルセラピーが行われるのも、そのためです。
3つ目が社会的効果です。
こちらは、
人と人との交流が円滑になるという効果になります。
例えば、
東日本大震災では、仮設住宅において、
最初はギスギスしていた人間関係が、
動物によって交流が生まれ、円滑になったという話もあります。
他にも
老人ホームでほとんど話すことがなかった非社会的な方が、
動物を通して会話をするようになり、
交流するようになったという例もあります。
このように
動物には人と人を繋ぐ効果も得られることが分かっています。
アニマルセラピーには、
ここで紹介したような効果を得ることが出来ます。
日本では、まだまだ認知の低い療法ではありますが、
今後、ますます、拡大していくのではないかと思いますね。
どこの病院にもアニマルセラピーが用いられる日は、
そう遠くないかもしれません。

アニマルセラピー 猫と犬では何が違う?どんな種類がいい?
アニマルセラピーを行う上で、
代表的な動物は、やはり犬と猫になります。
どちらもペットとしても人気が高いポピュラーな動物ですが、
その効果にも違いがあります。
1つの傾向ではあるようですが、
犬は広く浅く効果があり、
猫は狭く深くセラピー効果が得られるようです。
これはどういうことかと言うと、
犬は多くの人にセラピー効果を与えますが、
猫はどちらかと言えば、
一部の人に深いセラピー効果を与えるということです。
犬はどちらかと言えば社交性が高く、
猫は自由きままな性格であることから、
このような結果になるのではないかと考えられています。
ただし、
どちらもセラピー効果を得られるというのは間違いありません。
ちなみに、セラピーに向く種類ですが、
犬、猫共通で言えるのは、小型のものです。
やはり大きいサイズですと、
それだけで圧迫感を与えたりということもあり、
小型の犬や猫がセラピーの動物として採用されることも少なくありません。
ただし、その一方で、犬のセラピー犬としては、
ゴールデンレトリバーなどの大型犬が採用されることも少なくありません。
これは
ゴールデンレトリバーは賢く、優しい性格であることから
セラピー犬に向いているためです。
このように
セラピーに用いられる動物には、そのサイズや種類、
個々の性格なども大きく関与してくるというわけです。

アニマルセラピーの資格
アニマルセラピーを行う上で、
規定された資格というのはありません。
名乗ったその日から
アニマルセラピストとして活動出来るわけですが、
これでは実力がどうかというのは分かりませんよね。
そこで、
日本アニマルセラピー協会(NPO法人)というところが、
認定の資格を行っており、
これを取得することで資格を得られます。
資格には、
初級・中級・上級・師範と階級があるわけですが、
もちろん上に上がるにつれて求められる知識なども多くなります。
仮にアニマルセラピストとして活躍するのであれば、
この資格を取っておくにこしたことはないでしょう。

アニマルセラピー 効果的な症状は?
様々な症状に効果があるとされるアニマルセラピーですが、
具体的にどんな症状に効果的なのでしょうか?
主に対象としては、
次のような症状や疾患に効果があるとされています。
認知症・自閉症・精神疾患・自閉症などです。
主に精神疾患の患者さんへ効果があるとされており、
アニマルセラピーの中でも心理的効果が期待されています。
こういった患者さんへアニマルセラピーを行うことで、
不安感を取り除いたり、前向きな気分になります。
また、リラックス効果なども得られ、
症状が緩和されるということです。
ただし、身体的効果でも紹介したように、
心筋梗塞の患者さんの生存率が上がったりと、
効果は多岐に渡ります。
そういう意味では、
現在、主に用いられている症状については、
効果があるとして用いられている症状ということで、
今後、他の症状についても、
アニマルセラピーが用いられるようになる可能性は十分にあるのです。

アニマルセラピーを受けたいときは
アニマルセラピーを受けたいと思った時、
専門の医療機関で受けるのも良いですが、
それ以外にも方法はあります。
例えば、
ペットを自宅で飼うというのも1つの方法です。
アニマルセラピーの効果は
ペットを見たり、触れたりすることで、
癒しの効果を得るものですから、
飼うというのはとっても手っ取り早くて良い方法です。
しかし、
必ずしも飼える環境にあるばかりではないかと思います。
そういう時には、
ドックカフェなどの触れ合うことが出来る施設を使うのも、
1つの方法となります。
こういったアニマルカフェは増えてきていますし、
犬や猫以外にも様々なカフェが存在します。
自分が好きな動物と触れ合うということは、
アニマルセラピーを行う上で大切なことですから、
自分の好みのカフェに行くと良いかと思います。

まとめ
アニマルセラピーは、
人に様々な効果を与え、症状や疾患に効果がある療法です。
そして、
誰もが手軽に行うことが出来る療法の1つでもあります。
形は様々ですが、
動物と触れ合い、コミュニケーションを取ることで、
様々な恩恵を受けることが出来ます。
全ての人に用いることが出来る療法ではありませんが、
動物好きな方であれば、
やってみる価値はあるかと思います。
健康な人も心身にポジティブな影響を与えてくれますので、
ぜひやってみてはいかがでしょうか。