「PR」
自宅でサロンを新しく始めたい
と思っているけれど、
何から手をつけて良いかが分からない・・・
パっと考えただけでも、
届出や準備など色々やらなきゃいけません。
それに、
やるからには失敗したくないのですが、
現実はなかなか厳しいところがあります。
そのためにも
事前の下調べや計画はとっても大切です。
他にも「実際に年収はどれぐらいになるか」とか、
内装やインテリアはどうするべきかなどなど、
気になることがたくさんあります。
そこで、今回は
自宅サロンを開業する際に、
スタート時に必要なことから、
失敗しないためにやるべきこと
まで色々と紹介したいと思います。
実際に開業したら収入はどれぐらいになるのか?
大切なお金の話についてもしてみたいと思います。
自宅サロンの開業で失敗しないために
いつかは独立して自宅サロンを開業したい!!
このように思う女性の方というのは、
世の中にかなり多くいます。
そのため、
女性の開業希望者というのは、年々増えており
自宅サロンに関するセミナーは、どこでも人気を博しています。
女性がより働きやすい社会になってきた
ということであれば良いのですが、
一方、残念ながら
自宅サロンを開業した人が全て上手くいくかと言うと、
決してそんなことはありません。
失敗してお店をたたむ
という結果に陥る人も、たくさんいらっしゃいます。
では、
成功する人と失敗する人の差はどこにあるのか?
シンプルですが、
この違いが分かっていれば、失敗する確率は、
ぐっと下げることが出来るのです。
ちょっと具体的に見ていきましょう。
⑴数字での計画が出来ている
自宅サロンと言えど、それは立派なお店です。
お客様がいらっしゃれば、お金を頂いて施術しますし、
そこには経費というものが存在します。
また、お客さんが来なくても
お店の維持ということでもお金がかかります。
いきなりお金の話をすると現実に引き戻されてしまいますが、
お店を成功させるということは、
お金が尽きないということになるのです。
シンプルな話、
かかったお金よりも入ってくるお金が多ければ問題ないのです。
そして、
そのために大切なのが、各種の数字です。
お金についての数字もそうですが、
1日のお客さんの数という数字、
1人のお客さんにかかる施術時間という数字、
お店に残っているお金という数字。
お店を経営するというのは、
たくさんの数字に触れることになります。
失敗したくなければ、
まずはこの数字の計画が出来ていなければなりません。
もちろん数字ばかりにこだわってもという意見もありますが、
まずは把握した後に、
どこまで数字にこだわるか決めれば良いのです。
数字の計画が出来ていなければ、
自分が黒字見込みなのか、赤字見込みなのかも分かりません。
お店を継続するためにも、
この数字の計画というのはとっても大切なのです。
⑵集客方法が確立されている
お店である以上、
お客様が来てくれなければ、一銭の利益も出ません。
これは当たり前のことですよね。
そして、
このお客様に来ていただくためには、
どのように集客するのかっていうのが、
とても大切なこととなります。
自宅サロンとなれば、
一般のアパートや住宅などをお店にするかと思いますが、
どうしても外へ向けたド派手な看板などは難しいため、
それ以外の方法で、集客してあげる必要が出てくるのです。
実は自宅サロンが上手くいくかどうかっていうのは、
この集客方法というのが、非常に重要なポイントになっています。
オープン当初は、
知り合いなどに声をかけて何とか繋いでいたとしても、
それも次第に苦しくなってきます。
そうなる前には、
しっかりと集客方法を確立して、
一定の見込み客は呼び込みたいものです。
ただ、幸いにも
今は色々な方法で宣伝することが出来る時代になっています。
昔はチラシなどの紙媒体や口コミがほとんどでしたが、
今はネットの時代ですので、
これを上手く駆使することで大きな集客方法が見込めます。
ブログを開設するも良し、SNSで拡散するのも良し、
この辺りは自分に見合った方法を選択するのが良いと思います。
1つ注意点としては、
宣伝が容易になったということは、
自分だけではなく、
ライバルもまた容易に宣伝出来るということです。
そのため、
気付いたらお客様が取られていたなんていうことがないように、
常に集客方法には気を配っておいたほうが良いです。
このように
自宅サロンで失敗しないためには、
大きく数字の計画と集客方法が
とても大切なことになってきます。
勢いで開業なんていうのは夢のある話ですが、
上手くいくかは完全に運任せです。
そうではなく、
事前にこれでもかっていうぐらい計画を考え抜いて、
準備をしっかりしてから開業したほうが、
失敗が少ないのは理解出来ますよね。

自宅サロンってどんな種類がある?
私はコレで自宅サロンをやるんだ!
っていうような、
明確な目標がある方なら問題ありません。
しかし、
自分にも何か出来ることはないかなっていうように、
漠然と考えている人にとっては、
どんなサロンが出来るのか気になりますよね。
そこで、続いて自宅サロンには、
どんなものがあるか紹介したいと思います。
ネイルサロン
自宅サロンの中でも人気が高いのがネイルサロンです。
どこかのサロンで腕を磨いてから独立するケースが多いですが、
何と言っても初期費用が少なくて良いのがメリットです。
自宅の一部を使って開業し、
少しずつ店舗を拡大していくというケースが多いですが、
参入しやすいためにライバルが多いのも特徴です。
また、自分のセンスというところに全てがかかっているため、
いかにしてお客さんを掴んでいくかっていうのも大事なところ。
参入しやすい一方で、
生き残るためには、
しっかりと考え抜いて特徴を出す必要があるサロンです。
エステサロン
こちらもネイルと同様に
人気が高いサロンの1つです。
エステと一口に言っても、
色々な種類があり、自宅でやる場合、
どこまで初期投資出来るかによって、エステの幅が変わります。
ネイルサロン同様に
自分の技術がとても大切なサロンになりますが、
エステ以外にも美容の相談など、
+αが提供出来るとお客さんがガッチリ掴めるサロンになります。
自分もまた
日々、美意識を高く持ち、様々な情報を集めて、
それをお客様に発信していく必要があるので、
そういった能力も求められます。
飲食店
自宅の一部で
自らの料理を振る舞う形のサロンになります。
料理が得意なだけではなく、何にこだわっているか、
何が自分だけのオリジナルなのかっていうのを強く押し出す必要があります。
人気が出れば、
実店舗を持つことも不可能ではありませんが、
競争が激しい世界でもあります。
料理教室
先ほどが料理を提供するのであれば、
こちらは料理の技術を教える場です。
こちらも料理に関するものですが、
技術の提供となるので、
飲食店よりはハードルは低めです。
ただ、一方で
教え方やメニューを考えたりと、
生徒に合わせた対応が求められることも少なくありません。
教えるのが好きな人であれば向いているサロンと言えます。
また、集客方法については、ネットなどの宣伝よりも、
口コミなどから広がっていくというケースが多いので、
一定のお客様が集まるまでが勝負と言えます。
一方、ある程度の人数が集まり、
料理教室兼奥様方の集会の場というような形となれば、
長い間、お客様として居続けてくれる固定客となってくれるでしょう。
妊婦、赤ちゃんに関するもの
親子体操や産後ヨガ、ベビーマッサージなど
妊婦さんや赤ちゃんに関するサロンは様々な種類のものがあります。
1か所で複数を行っているものもありますが、
これも一定の需要が見込めるサロンではあります。
ただし、こちらは専門の知識が必要になります。
また、
口コミの評判の影響が大きいサロンでもありますので、
その辺りには気を配る必要があります。
良い口コミとなれば、
口コミを通じてお客様が継続して来てくれるようになります。
近くの産婦人科と提携などすることが出来れば、
より安定的なお店経営が出来るのは間違いないですね。
このように
自宅で開業出来るサロンには様々なものがあります。
自分の得意分野で開業するのが一番ですが、
これからと言うことであれば、
地域の需要やライバル店の有無などを調査した上で決める
というのも1つの方法だと言えます。

自宅サロンの年収や収入について
自宅サロンやるのであれば、
気になるのが年収や収入というところですね。
この稼げるお金という点については、
集客方法が上手くいったと仮定するのであれば、
後は自分の頑張り次第です。
例えば、
1時間で5,000円程度のサロンをオープンしたとします。
仮に
あなたが週に2日、1日1人のお客さんを招いたとすると、
1か月の収入は、4万円になります。
もっと頑張ったとして、
週に5日、1日1人だったとすると、
1か月の収入は10万円です。
これを2倍にすれば
ひと月に20万円となるわけです。
このように集客方法が上手くいけば、
後は働いただけ収入アップが見込めます。
じゃあ、
実際に集客としては、どのぐらい見込めるのか?
しっかりとネットでの集客を頑張れば、
1か月の収入として
上記の計算で10万円ぐらいはいけるかと思います。
ただ、それ以上となると、
媒体も様々なものを用いなければならず、
収入と同じように経費も必要になってきます。
この辺りのバランスについては、
自分がどのぐらいの収入を得たいかによっても変わってきます。
お子さんがいる方であれば、
それほど長く働くことは難しいでしょう。
反対にこれで生計を立てるということであれば、
1日にもっとお客様を招くことになります。
ただ、やはり1つの壁として、
月に20万円程度というのがあるようです。
これはあくまで平均上の数値でしかありませんが、
やはりたくさん稼ぐには、それなりの苦労が必要だということです。

自宅サロンの開業準備
では、
自宅サロンを開業しようと決めたら、
準備は何をすれば良いのか?
開業すると決めたら、後はやるだけですが、
このやることが満載で、次から次へと出て来ます。
そこで、
その場になった時に焦らないように、
事前にやらなければイケナイ事はしっかり把握しておきましょう。
⑴コンセプトの決定
自宅サロンを開く方で、これが明確になっていないことが多く、
これが決まっていないばかりに
中途半端なサロンになってしまっているところも少なくありません。
コンセプトと言われても・・・
という人もいると思いますが、
要は「どういったサロンにしたいのか」?
もしくは、
お客さんがお店に来る理由とも言えます。
これが決まってなければ、
今後、お店の様々な物を決めていく上で、
軸がブレてしまうので、
しっかりとしたお店にならないのです。
始めは何でも良いと思いますが、
自分なりのコンセプトを決めましょう。
例えば、子連れで来店出来るサロンとなれば、
お店にはおもちゃなどの子供向けのアイテムも必要になりますよね。
テーブルなどは角がないもののほうが良いかもしれません。
このように
コンセプトによって、色々なところが変わってきます。
まず、サロンを開業と決めたら
コンセプトを決定しましょう。
⑵お客さんの層を決める
いわゆるターゲットを決めるというやつです。
先ほどのコンセプトであれば、
ターゲットは子持ちのお客様ということになりますね。
小さなお子さんをお持ちの20代女性
などと
「どこの誰」というところの細かい部分まで設定するのはオススメです。
性別、世代、仕事の有無などによって、
お店の作り方や値段設定は
大きく違ってくることになります。
もちろん
集客方法にも影響が出てくるわけです。
決めたターゲット以外のお客様も来店する可能性はおおいにありますが、
まずは自分のお店にはどういった人が来て欲しいと決めるのも、
開業する上でとても大切な要素になってきます。
⑶オープン日の決定
自宅サロンを開業する場合、
準備が出来たらということで、
オープン日を明確にせず、ダラダラと準備するケースもありますが、
これはオススメしません。
先にこの日にオープンすると決めて、
そこから逆算して動くのがオススメです。
理由は、
実際にお店が始まれば時間は待ってくれないからです。
開業前からダラダラとやっていては、
正直、開業した後も、そういった雰囲気のお店になってしまうでしょう。
それでは、長く続けていくことは難しいです。
やはり仕事と割り切って、
そこまでに何とかするという気持ちで臨みましょう。
⑷届出の申請
サロンにもよりますが、
各種届出が必要になってきます。
必要ないケースもありますが、
開業届は税務署に提出しておくほうが良いです。
他にも
保健所へ届出と検査が必要な場合などもあります。
何で開業するか決めた段階で、
どういった届出が必要か確認しましょう。
管轄の市役所などに問い合わせれば、
丁寧に教えてくれるはずです。
⑸店舗の準備
自宅で開業するにしても、
お店としてお客さんを招くことが出来るように、
それなりの準備が必要になってきます。
施術のための道具は必要ですし、
迎えるにあたっての雰囲気作りもとても大切です。
いざオープンとなった時にも、
あれないこれないとなりがちですが、
そうならないように、
事前に出来るだけ細かく準備しておくと良いです。
ある程度、準備が出来た段階で、
親しい人にお客さん役をやってもらって、
流れを確認すると上手くいくでしょう。
プレオープンを行い、
流れを確認する方法もありますが、
その前のプレプレオープンとして、
やっておくとより安心です。
⑹ライバル店の調査
周辺にライバル店があるのかどうか
っていうのはとても大切です。
なぜなら比較対象にされるからです。
営業時間、サービス、価格などなど
ありとあらゆることが比較され、
ライバル店のほうが優れていれば、
そちらにお客様が流れていきます。
そうならないためには、
やはり敵を知ることはとても大切。
実際にサービスを受けてみるなんていうのも良いかもしれません。
そうすることで、
ライバル店の特徴やコンセプト、
良い点、悪い点が見えてくるはずです。
それを自分のお店に活かすことが出来れば、
ライバル店にぐっと差を付けられることは間違いないでしょう。
⑺メニュー・価格の決定
これも開業する上ではとても大切なことです。
ただ、既にコンセプトやお客様の層が決まっていれば、
それほど難しいことではありません。
来て頂きたいお客様の層を考慮すれば、
自然と価格は決まってきますので、
そこをベースに調整しましょう。
この時、
ライバル店の価格を参考にするのも有りだと思います。
また、大切なのは設定した金額で、
月にどれぐらいの見込みとなるかを算出しておくことです。
算出した結果、コストに見合わないということになれば、
それはすなわち赤字であるということです。
この段階で見込みの黒字が得られないようであれば、
価格設定などを見直す必要があります。
このように
開業に向けての準備はありとあらゆることが想定されます。
開業してからも
いろいろな事が足りなかったりします。
他にも
最初に説明したような集客の方法や、各種数字の管理も必要です。
自宅サロン開業にあっては、
事前に準備しておいてし過ぎるということはありません。
考えられることを全てやったとしても、
実際にオープンしてみると、想定外のことが様々起きます。
そういったことに対処していくためにも、
事前に準備がとても重要なのです。

自宅サロンの内装やインテリア、間取りについて
自宅サロンを行う際、
迷うことになるのが内装やインテリアなどです。
既に家族が生活している場の中に
お店を作るとなれば、
お店のための内装はもちろんですが、家族のことも考えなければなりません。
あまり派手にし過ぎて、
普段の生活に支障が出るようであれば、
自宅サロンとして成功とは言えないですよね。
また、自宅が賃貸の場合、
内装を大幅に変更となれば、
大家さんとも相談する必要が出て来ます。
そこで、
自宅サロンの内装としてオススメするのが、
シンプルな作りにすることです。
シンプルで清潔感のある作りにすることで、
家族への影響を最小限にしつつ、
お客様を迎えられるお店とします。
サロンのコンセプトによっては、
煌びやかで派手なお店の方がという場合もありますが、
そういう時は家族への相談が大切です。
間違っても
勝手にやって、後で顰蹙(ひんしゅく)を買わないようにしましょう。
また、間取りなどによって、
住居スペースを通らなくても良いようであれば、
通らないような動線にすることも大切です。
そうすることで、
お店と住居スペースで切り分けて考えることも出来ます。
なかなか既に生活している中を変えるというのは
苦労がいることではありますが、
家族に相談するなどして協力してもらうと良いかと思います。

自宅サロン開業について書いたブログ紹介
最後に
自宅サロンの開業について書かれたブログを紹介します。
困った時など参考になる情報が満載ですので、
開業前、開業後も目を通すようにしておくと良いかと思います。
1つ目がこちらのブログです。
自宅でネイルサロンをやる場合に、
上手くいくための方法が満載となっています。
ただ、この方法というのは、
ネイルサロン以外でも使えるものばかりです。
自宅サロンの開業を決めたら、
まずは一通り目を通しておくと良いでしょう。
見ておいて損はないブログです。
専門的なことも書かれていますので、
最初は難しいかもしれません。
しかし、
それが理解出来なければ、上手くいかないと割り切って、
勉強するつもりで臨んでみて下さい。
2つ目に紹介するのがこちらのブログです。
ここには開業にあたって、
始めに知っておくべきことが色々と書いてあります。
失敗したケースなんていうのも書いてあるので、
事前に学んでおけば、同じ轍を踏まなくて済むでしょう。
1つ目に比べて、
こちらのほうが優しく書いてありますので、
こちらを最初に読んでから、
1つ目に進むというのも良い方法かと思います。
今回、紹介したようなブログがあると、
いざという時に役立つことばかりです。
厳選した2つのブログを紹介しましたが、
他にも自分の知りたい情報が掲載されているブログを探しておくと良いかと思います。
サロン開業のオススメ書籍
書籍からはたくさんの失敗経験も学ぶ事ができます。
おすすめのこの本は
いろいろな種類のサロン開業について
共通のことを教えてくれます。
ビジネスは根本的には同じです。
エステのサロンでなくても
学びは大きく、開業前に読んでおく事をオススメします。
まとめ
今回、自宅サロンの開業についてあれこれ書いてみました。
気になるお金の話や失敗しないために大切なことなど書きましたが、
開業する上で最も大切なのは、ヤル気です。
ここに来て根性論かと思われるかもしれませんが、
知識だけあったとしても、
ヤル気が伴わなければお店は続きません。
そして、ヤル気がなければ、
考えなどもどうしても浅くなってしまいがちです。
疲れてしまうと、
これで良いかなという感情が湧きあがってくるものです。
こういった感情をヤル気で吹き飛ばし、
ぜひとも多くのお客様が訪れるサロンを開業してみて下さい。